「大掃除の憂鬱」を考えるー掃除の後のきれいになった「爽快感」がご褒美ーポイントは「下準備」

日常のひとこま

ハロウィン過ぎれば大掃除の憂鬱が始まる

今年ももう残り5日となりました。

近所のスーパーに行けば、しめ飾りやお供え餅なども売っていて「圧」を感じます。

 

私は、

「大掃除が済まなければ、しめ飾りも飾らない(飾れない)」

という変な(?)こだわりを持っています。

そもそもしめ飾りとは、新しい年の年神様を迎え入れるために飾るもの。

だとすれば、その場を清浄にしてお迎えする準備が整わなければ、飾ることはできないというように考えてしまうのです。

家族が特に何か言うわけではありません。

まったくもって、私ひとりの思い込みです。

でも、誰しも自分だけのこだわりというかマイルールってありますよね。「歯を磨くのはお風呂に入る前」とか「同じ靴は二日続けて履かない」とか(私のその他のマイルールです)。

それを破ると誰かに何か言われるわけではないけど、自分が気持ち悪い、落ち着かない。

私にとって「掃除が済まないとしめ飾りを飾らない」は、そういう自分なりの決まり事です。

大病をして寝込んでいた時期は、「しょうがない。動けないんだもの、無理。大掃除はパス!パス!」と思い切ることもできました。

でも元気を取り戻して、歩き回れる現在の身になると、そうはいきません。自分に言い訳ができないわけです。

ことに「大掃除」は、日本の慣習でもあり、一般的に言って「善きこと」、あるいは「常識」。

日本では大半のオフィスや学校でも、大掃除の時間が設けられていると思います(海外にそのような習慣があるのかなと”year end clean up”などで検索すると“日本には大掃除という習慣がある”という記事がヒットしました。「年末に大掃除」は日本に特有のものと言えるようです。春の大掃除などは他の国にもあるようですね)

この「大掃除」って、主婦(あるいは家庭において家事を主に担う者)にとっては、かなりプレッシャーじゃないですか?

私は毎年、10月が終わりに近づく頃、「ハロウィンが終わったらクリスマスだなぁ」とぼんやりと意識する頃から、この「大掃除のプレッシャー」を感じ始めます。

はじめはひっそりとほんの短時間、それがだんだん強度を強め、持続時間も長くなっていきます。

12月に入り、デパートが華やかになるころには、その浮かれた空気とは反比例して、大掃除を思う憂鬱はピークに達します。

ここ数年は、

「憂鬱になってもならなくても、やらなきゃいけないことはやらなきゃいけないんだから、その時まではあまり考えないようにしよう」

と決め、実際、以前ほどはプレッシャーを感じないようになったのですが

「なんとかできるかぎり前向きに、願わくば多少なりとも弾んだ気持ちで、大掃除に取り組みたい」

とも思うようになっています。

今年は少しうまく「やる気」の波に乗れた気がする-準備しておいてよかった

今年はまだその境地には達していないのですが、昨日、買い物帰りに歩いている時、ふと感じました。

「あ、なんか、掃除してもいいっていう気分かも」

 

「これは、キタかも…。この気持ちを逃がさないようにして、流れに乗ってちょっとやってみるといいかも?」

 

そこで、帰宅すると、一番気になっていた窓ガラス(今年の大型台風の後、かなり汚れた窓を掃除することなく放置しておりました…)と玄関から手を付けることにしました。

ここで大切なのは、以前からなんとなく「窓は絶対きれいにしたいよな」と思っていたために、掃除のための道具ー窓ガラス用スプレー洗剤等をすでに用意してあったことです。

 

「なんとなくその気になった時、機を逃さずすぐに取り掛かれる」

 

これは大事です。掃除に限らず。

 

何事も一番エネルギーが要るのは最初の一歩。可能な限りその負荷を減らして、一歩踏み出せるようにお膳立てしておくということです。

「まだすぐにはやらないけど、準備しておくか」

くらいの気持ちで、必要になりそうなものを手元に用意しておくと、

「せっかくやる気が出たのに、アレがないからできない。また今度」

となる危険(そしてそのまま時間が経過し、憂鬱が増大してしまう危険)を回避できます。

実際にやり始めてみると、いろんなところが気になってしまうもので(私だけ?)、ついでにカーテンも全て外して、洗濯機へ。

玄関は、たたきも水拭きして、ひととおり掃除を終えると、幸いお天気も良かったので、気分は爽快です。

そう、大掃除の醍醐味は、この爽快感と達成感なんですよね。

まだまだ、他の「どうしてもきれいにしておきたい場所」、例えば水回りは全然済んでいないのですが、この爽快感に味を占めて、なんとか残りの大掃除を済ませ、早くしめ飾りを飾れるようにしたいと思います。

帰ってきた娘に、「今日はね、カーテン洗ったの!窓も掃除したの!」とまるで、幼稚園であったことを話す子供のように報告すると、「ほんとだ、カーテンがきれいになってる。手触りも違う」とすりすりしながら答えてくれました(どんだけ汚れてたの?)。

掃除して初めて「結構汚れてたんだなぁ」と気づくことが多い大掃除。

やらないままで良かったと思うことはないけれど、やってみると「やって良かった」と思うことは間違いなしです。

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