海外旅行保険の選び方-クレジットカード付帯の保険だけで大丈夫?保険金支払い条件などを確認しよう!

旅の準備

海外旅行に保険は必須

保険って、大事ですよね。

万が一に備えるのは海外旅行では特に必須です。

海外で病気になったりケガをしたりすると、それだけで不安な思いをします。

(経験あり。インド在住時、私が高熱を出したり、子どもがけがをして現地で手術を受けたりしたことがあります。かなーりしんどいですよ、ええ)

病気やケガで不安なところに持ってきて、お金の心配もしなければならないとしたら、治るものも治らない気がします。

病気やケガは治ったものの、その後の支払いで追い打ちダメージを受けるなんてことのないよう、しっかり備えましょう。

私自身、今年、海外旅行をするにあたって、保険に加入を検討しました。

  • クレジットカードに付帯の保険では足りない場合があることと
  • 持病で通院加療中であることから

保険会社に行って、自分に合ったプランを相談することに。

海外旅行をする際には、お持ちのクレジットカードに付帯している保険がどの程度カバーしてくれるのか、条件はどうなっているかなどを確認することをおススメします。

※なお本記事内容は、一例です。記事内はおおむね「70歳未満で31日以内のアメリカ観光旅行」を想定しています。1か月を越える長期の滞在、留学など、ご自分のケースはどうなるのかを、よくご確認ください。

医療費ってどのくらいかかるの?海外療養費制度もあるけど…

例えばアメリカでは、ご存じの通り、日本国内と比較にならない医療費がかかります。

日本は救急車を呼んでもお金を払うことはありませんが、アメリカでは有料です。

「ニューヨークで救急車を呼ぶといくらかかるか」

を英語で検索してみましたが、入っている保険や、救急車が公営か民営か(!)でも違うなど、一概には言えないそうです。

いろいろな意見がありましたが

 

「ニューヨーク在住の人で$850~1120、住民でない場合は$1000以上つまり11万円以上」

 

との情報がありました(注:「救急車代」だけです。治療費はもちろん別途かかります)。

しかも遠い病院に運ばれたらその分、1マイルごとに追加料金がかかるとか。

世知辛い、もとい、現実的ですね。

価格.comにも海外の医療費情報が詳しく書かれています。

渡航先別の医療費事情も詳しく掲載されていますので、出発前に確認することをお勧めします。

また、全国健康保険協会によると海外療養費制度というものがあります。

これは

国内で保険診療として認められている医療行為については、医療費の払い戻しを受けることができる制度

です。

ここで注意しなければならないのは、もともとの医療費の違いです。

この制度でカバーしてもらえるのは、

日本国内で同じ治療をした場合の治療費を基準に、自己負担相当額を差し引いた分」

です。

例:

  • 実際に支払った額=2万円相当
  • 日本で同じ治療をした場合の治療費=1万円相当
  • 自己負担相当額=加入している保険によって1~3割(1000~3000円相当)
  • 保険でまかなわれる額:7000~9000円

つまり上記の場合だと、1万円相当は自腹となります。

「何に備えたいか」「どのくらいの補償が必要か」を考えよう

クレジットカード付帯の海外旅行保険「穴」に注意

「私は海外旅行保険が付帯したクレジットカードを持ってるから大丈夫!」という方、

自動付帯か利用付帯かの確認

はしましたか?

この2つは、保険金の支払い条件に大きな違いがあります。

ざっくり言うと

  • 自動付帯=そのクレジットカードを持っていれば保険金を受け取れる
  • 利用付帯=そのクレジットカードで、その旅行代金または出発までの交通機関の支払いをしないとダメ

ただし!

(そのクレジットカードを)持っているだけでいい自動付帯」であっても、保険金の支払いについては細かい決まりがあります。

クレジットカード付帯保険は告知(自分の健康状態等を保険会社に知らせること)が必要ありません。

それはつまり、どんな人でも対象になるということ。そして対象が広い分、浅い補償になるわけです。

 

一方、約款をよく読むと保険金支払いの対象から除外される事例もあります。

例えば持病の悪化などです。

もともと心臓が悪かった、糖尿病だったなどという人が、海外でその疾患に関連した診療を受けた場合の医療費は、対象にならないことがあります。

その他、スキューバダイビングやハンググライダーに乗るなど危険な運動をした場合には、カバーされないことがあります。

 

「カードに付いていたのは保険は利用付帯だったが、航空券・ツアー代金などはもう別の支払い方法で済ませてしまった!」

という場合も、ちょっと待って。

自宅から空港までの交通機関の支払いにそのカードを使えば、利用付帯の保険が適用されます。

空港までの交通機関の予約・支払い等に、そのクレジットカードを使えばOK。

 

いずれの場合も、保険金額・補償内容は必ず確認しましょう。

海外旅行保険でカバーされる範囲は医療だけではない

  • 物損
  • 盗難
  • 飛行機遅延
  • 救援活動
  • 弁護士費用

旅行中のケガや病気により死亡または後遺障害が残った時の医療費等の他、例えばうっかりモノを壊してしまったとか、持ち物を盗まれてしまったなどの場合にも保険が支払われます。

飛行機の遅延や欠航、荷物の紛失や、遭難した場合の救援活動、弁護士費用までまかなってくれる保険もあります。

自分のバッグが、お店の高価な商品や、博物館の貴重な展示物にぶつかって壊してしまった場合など、損害賠償を請求されるケースもあり得ます。

そんな時、私は自分の力で償える気がしないので、今回の旅行保険では、ここも重視しました(日本のお店でマグカップ等を割ってしまったことがあります・・・)

またアメリカの医療費が高いことは上述の通りですが、クレジットカード付帯ではなく自分で掛ける場合は、治療費用を「無制限」に担保してくれるプランがあります。

つまり医療費がいくら高額になっても保険金が支払われるというありがたいプランです。

オンラインでも海外旅行保険に入れる

例えば若くて(50歳未満または70歳未満など)持病がなければ、オンラインで契約できる海外旅行保険が、保険料もお安く済みます。

申込みも、価格.comなどから簡単に契約することができます。

旅行先、加入人数、旅行日数を入力して一括比較できるので非常に便利。

価格.comの場合は、「詳細・お申込み」から保険会社のサイトへ飛んで、オンライン上で見積りをしたり、自分の希望通りに保険の厚さをカスタマイズすることもできます。

持病があったら、問い合わせして確認しよう

私の場合、クレジットカードで利用付帯があったものの、通院加療中なので、見積りで出てきたとおりに補償されるのか疑問に思い、カード会社に問い合わせをしてみました。

ちょっと勇気がいりましたが、万が一のことがあってから「保険金はお支払いできません」と言われるのも困るので、正直に現在、加療中の疾患を伝えました。

すると、保険会社が決めている条件に従うと(深刻な病気ではないものの)オンラインの保険商品は契約できないとのことでした。

保険会社に行って相談してきたよ

オンライン上で見た補償内容を参考に、電話で希望を伝えた際には、保険料が1万円を超えそうと言われてしまいましたが、実際に相談に行ってみるともっと抑えることができました。

私の場合のポイント・希望は以下のような点です。

  • クレジットカードの利用付帯があった(空港までの交通機関の指定席を予約)
  • 月に1度の通院加療中(服用中の薬剤名も申告)
  • 死亡保険金はそれほど多くなくていいので、治療費用や損害賠償を厚くしたい

そして、保険会社の方とお話する中で知ったこともあります。

  • 旅行保険を複数掛けていても、同時には支払われない(以前から契約している終身保険などの分は、契約どおり受け取れる)
  • 実際に支払われる事例では、携行品損害が多いので、これを付けるか付けないかで、保険料が大きく変わる
  • 保険期間は「出発日に自宅を出てから、帰国日に自宅に到着するまで」

「同時に支払われない」というのは、つまり、携行品損害に対する保険金が、クレジットカード付帯で20万円あり、自分で契約する保険に30万円あったとしても、50万円支払われるわけではないということです。

そして最初に電話で話していたプランから、携行品損害分を差し引くだけで、数千円、保険料を安く出来ました。

私の場合は

  • クレジットカードの利用付帯で携行品損害がある程度カバーされているので、携行品損害は省く
  • 治療・救援費用は「無制限」、賠償責任も1億円

というプランで、約7000円の保険料になりました。

普通の生命保険やオンラインの海外旅行保険等とは違う点も、付け加えておきます。

  • 印鑑はいらない
  • その場で現金で支払う(クレジットカード払いはNG)

マンツーマンでじっくり(1時間半以上)話を聞いてくれて、納得のいくプランに決めることができ、大満足です。

さらに万が一の時は、医師・病院の紹介や電話による医療通訳サービスがあり、病院へ駆けつける家族等の渡航のお手伝いなど救援者サポートもあると聞いて、とても心強く思っています。

 

それぞれの旅行日程や健康状態、家族や職業などの環境、希望の補償等、さまざまな要素で、最適な契約内容・保険料は大きく変わります。

ご自分に合った海外旅行保険を見つけて、安心して旅を楽しみましょう。

※本記事は私の例ですので、ご自分の場合はどうなるか、専門家にご確認ください。

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