「もう仕事辞めたい!」という方へ-仕事を辞める前に知っておくべき、いくつかのこと

生き方働き方

「仕事を辞めたいな~」と思っている、そこのあなた!会社に「辞めます」と言う前に、読んでおいて!

「辞めても大丈夫か」もう一度考えてみよう

世界の他の国々に比べると、本当に日本人は真面目で勤勉ですよね。

もちろん全員ではないし、日本人にもいろんな人がいるけど、我慢して頑張っちゃう人は、割合として多いと思います。

「やっぱり辞めたいなぁ」「そろそろ限界かも」って思っているあなたも、たぶんもう既にいろいろ考えたことと思います。

でも会社に「辞めます」という前に、もう一度。もう一度だけ確認してみましょう。

本当に辞めても大丈夫?

実は私、ここ丸6ヶ月、会社に所属していませんでした。

求職活動をしながら、ブログを書いたりアフィリエイトをやったりしていたものの、ほとんど収益はなく、生活費は貯金を切り崩していたのです(ヤバいでしょ 汗)。

で、ここにきて、いよいよ「これ以上、貯金を減らすわけにはいかない」となり、来月7月からはまた雇われの身として、しばらく働くことにしました。やれやれ。

前回の退職の前は、結構、精神的にキツかったため、辞めたこと自体に後悔はないのですが、早まったかなーと思った部分や、知っていればまた違う方法を取ったかもと思う部分は多少ありました。

この記事は、これから「辞めよう」と思っている方、しかも次の仕事が決まっていない方に向けて書いています。

まず貯金あるいは収入源は確保してね!

まずね、やっぱり生きていくには、お金がかかります。

よく言われることは

生活費、1~2年分を貯めておくこと

望ましい貯金額は、もちろん人によって、または状況によって違いますが、1~2年、働かなくても生活できるお金はあった方がいいですね。気持ちの上でも安定します。

その点、私はまったく備えが足りませんでした。「なんとかなる」ともちょっと思ってました(恥告白)。

 

でもこれは、辞めた後、どうするかにもよりますね。

他の仕事を探すのか、事業を始めるのか、しばらく休むのか…。

すでに今の会社からの給与以外に、確かな収入源がある人は安心ですね。

実家暮らしとかならまた話は別ですし。

でも「失業手当もらえるでしょ」と思っている方はご注意ください。

失業給付金をもらうつもりなら、もらえる条件、金額、期間を確認しておこう

自分から辞めると、失業給付金いわゆる失業手当の受給もすぐに始まらないので、そこ、チェックしてくださいね(3ヶ月間、待たなければなりません)。

辞めたい理由が「どうしてもツライから」という精神的なものの場合は、抵抗があるかもしれませんが、心療内科等に行って、医師に診断書を書いてもらってください

そうしないとすぐには失業手当をもらえません(3ヶ月間、収入なしでも大丈夫と言う人は、この限りではありません)。

私も辞める前、精神的に結構ツラく、初めてハローワークに行った時、係の人にそれを言いましたが、症状を話しても「医師の診断書がなければ自己都合」と言われました。

また「もう会社に所属するのは嫌だ!自分の力で稼いでやる!」という方は、失業保険の対象になりませんのでご注意ください。あくまでも「会社に就職する意思がある」人が対象となっています。

失業保険がもらえる人の条件は、概ね以下のとおりです(詳しい条件については管轄の職業安定所にお問い合わせください)。

  • 1年以上雇用保険に加入していた(←自己都合退職の場合。会社が倒産した等の場合は1年未満でも可)
  • 就職する意欲がある
  • いつでも就職できる状態(環境・健康状態)にある
  • 積極的に就職活動を行っているにもかかわらず、職業に就くことができない

肝心の「いくらもらえるか」ですが、「雇用保険受給資格者のしおり」によると

原則として離職した日の直前6ヶ月に毎月決まって支払われた賃金の合計を180で割って算出した金額(これを「賃金日額」といいます。)の、およそ5~8割(60~64歳については4.5~8割)となっており、賃金の低い方ほど高い率となっています。

わかりにくいですね。

例:

辞める前の6ヶ月、毎月24万円を決まって支払われていた場合

24万円×6=144万円÷180=8000円(←賃金日額)

8,000円の50~80%=4,000~6,400円←これが1日あたりの支給額

失業給付金は土日も含めて支給され、4週間ごとに認定を受けるので、28日分で112,000~179,200円となります。

「およそ5~8割」という部分がどう決まるのか謎ですが、私の場合、54%くらいでした。雇用保険に入っていた「算定基礎期間」は10年未満、自己都合退職のため、支給期間は90日でしたが、全部支給される前に再就職が決定したため、全額は頂いていません。

※雇用保険は、加入の際は、一定条件が揃うと自動的に給与から保険料を天引きされますが、失業給付金の受給を受けようとする場合は、自分でハローワークに行って申請しないと、支給は自動的には始まりません。ご注意ください。

社会保険・税金の負担は結構、重いよ

会社を辞めると、今まで会社が負担してくれていたものや給料から天引きされていたものも、自分で払わなければならなくなります。

  • 年金(厚生年金→国民年金)
  • 健康保険(会社の健康保険→国民健康保険)
  • 住民税(給料天引き→自分で支払い)

以下、私の場合でお話します。

厚生年金は国民年金になり、毎月の支払額は半分くらいになりましたが、老後に貰える年金はかなり減り、おそらく4分の1くらいになります(しかしこれについてはご存じのとおり、将来、実際に受け取れる金額や時期は、もはや誰にも確実なことは言えないでしょう)

健康保険も国民健康保険になりますが、毎月の保険料は、給与から天引きされていた額の約2.4倍になりました(保険料の差は、年齢や前年の収入、どのタイミングで退職するかによって、人それぞれだと思いますが、会社の健康保険に入っていると、会社が半分負担してくれているため、国民健康保険の方が保険料は高くなるそうです。また入っている健康組合によっては任意で継続もできるそうです)

これも自己都合退職の場合は、負担軽減されません

一方、会社の都合で辞めた場合、保険料の支払いを免除される場合もあるそうです。

6月には今年度支払う住民税の通知も来ましたが、2ヶ月分ずつ支払うため、1回の額がかなりの負担です。

住民税、健康保険は、前年の収入によって決まるので、あなたが会社を辞めたからと言って、現在の経済状態を考慮してはくれません

失業給付金を受給しても、上記諸々を支払えば、生活費として手元に残るのはわずかという場合もあると思います。

今一度、給与明細をじっくり見て、毎月いくらの年金、健康保険、住民税を支払っているか、確かめてみましょう。

そうは言っても、人生一度きり!思うように生きよう!

私は私なりに考え決断して、いったんは会社を辞め、半年を経てまた就職することになりました。

振り返ってみると、一番、大変だったのは「辞めます!」と会社に言うことだったような気がします。

前職を辞めてからも、自分の希望する条件で働ける会社がないかは継続的に探し、求人にも結構、応募しました。

条件としては、通勤電車が本ッ当に嫌だったので、満員電車を避けられる時短かフレックス制度あり、または週3~4日で、できれば英語を使ったりスキルアップできたりして、お給料は時給換算になったとしても、月あたりが前の会社と同じくらいであれば…などです。

客観的に見て「贅沢」と思われるかもしれませんが、納得のいかない条件で働き始めて、また不満を抱えたり精神的に追い詰められたりしては意味がありません。

翻訳やライティング等で稼げればとクラウドソーシングにも登録はしましたが、ライティングは未経験なこともあり、あまりの単価の低さになかなか本腰を入れることができずじまい(そんなこと言ってたらいつまでも単価は上がらないのですが、それにしてもあんな報酬で自分の時間を切り売りできない…でも、どんどん見つけている方も多いようなので、私の探し方が下手だったのかもしれません)。

英語やライティングの勉強をしながら、最近は翻訳のトライアルを受けたりもしていたという状況でした。

・・・試行錯誤の半年でしたね。

いずれにせよ、これからの時代は、収入源を複数持つべきなので、この半年、自分のペースで勉強することができ、少しずつ実際に始めることもできたので収穫はあったと思っています。

ちなみに私の「環境」は以下のとおりです。

  • 大卒50代女性
  • 配偶者なし
  • 子どもたちはすでに独立=学費、養育費負担なし
  • 正社員経験なし

言ってみれば、「子育ても終わったし、夫の世話もしなくていい」という環境です。

その代わり、「親や配偶者に頼ることもできない、大したキャリアもなし」という状況ですね。

書くことで食べていけたらいいなとは思っていましたが、まだ準備不足でした。

加えて、ライティングの仕事をするにしても、「書いてお金をもらえるなら何でもいい!」と思えるほどのガッツ(執着?割り切り?)もなく…。

これ以上「詰む」前に、家族(=子ども)に迷惑をかけないよう、結局、また就職することになりました(なんだよ~、ったく)。

過去の経験から「これ以上、無理をすると、リカバリーが相当困難になる」と予想されたので、この辺で二足の草鞋を履くことにします(昔、頑張りすぎてポッキリ折れた経験あり)

しかし考えてみるとこれは、会社を辞めた時も同じでした。

「これ以上、無理をすると困ったことになる」

経験上、自分が思っているほど自分が強くないことは知っていました。

だから辞めたのです。

 

そして今考えても、「辞めてよかった」と言えます。

結果論になりますが、ありがたいことに、電車に乗らずに通勤できる場所に就職先が見つかり、一番嫌だった「通勤電車」を回避できることになったからです。

仕事の内容は前職ほど難しくないのに比例して、報酬は低め。

しかし前職の往復3時間ほどの通勤時間を拘束時間と考えると、月収はあまり変わりがないと思われます。

もちろん実際に働き始めてみないと、環境等は分かりませんが、あのまま「辞めたい、辞めたい」と言いながら前職を続けていたらと考えると、ちょっとゾッとします。

前職は契約社員だったので、ボーナスもなく、残業割増も月27時間(月により違う)までは付かず、しかし仕事の内容は正社員とほぼ同じというよくあるパターン。やっぱり

その点、今度は派遣就業で、残業割増も1日8時間を超えればすぐに1.25倍になります。通勤にかける分、残業すれば恐らく同じくらいには稼げます。

以前、派遣で就業していた時は、「契約社員の方が安定している?」とも思いましたが、一度契約社員を経験してみて、「派遣の方が気楽でいいかも」と思います。

私は「出世したるで!」とか「私がチームを!部署を!引っ張るぞ!」とか思うタイプではないので。

加えて、この半年間ほぼ無収入だったので、今年後半に、よほど稼がない限り、来年は保険関係の負担が減る見込み(その分、現時点は結構、支払いが大変です)。

こういった社会保険関係の決まり事も、自分が実際に会社を辞めるまで、あまりよくわかっていませんでした

「これからは複業時代」という意味では、本ブログも最初の頃に比べるとだいぶ慣れてきましたし、翻訳関係のトライアルにも合格し、これからは少し肩の力を抜いて、経済的なことで心理的圧迫を感じることなくやっていけそうな気がしています。

なんにせよ、自分がやりたいと思ったとおりに、行動を起こしたことはよかったと思っています。

以前、本で読んだ秋元康さんの言葉にこんなものがあります。

人間はどうしたって間違うもの
間違えないようにしようと思っても
やっぱり間違える
だから間違った時、また戻れる体力があることが大事

「もう頑張れない」というギリギリのところまで行ってしまうと、たとえその環境から離れたとしても、疲弊しきってしまい、起死回生が難しくなります。
次のことを頑張れる余力を残した状態で、新しくスタートし直すのがいいかもしれません。

半年前、会社を辞めたこと、間違ったとは思っていませんが、今の状況が続くことによって、基礎体力が回復不能なまでに消耗すると後が怖いので、頂いたご縁をありがたく受け止め、再就職します。

あ~、やだな、月曜日から会社か(笑)。

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