コロッセオとバチカン市国-1990年ヨーロッパひとり旅 22 Colosseo and Vatican City State:Solo-travel to Europe in 1990

1990年2ー3月ヨーロッパひとり旅

※初めてご訪問くださった方へ
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コロッセオ Colosseo (ローマ Roma) イタリア

(1990年、旅の17、18日目)

3月9日の夜。雨の中、列車はローマに到着した。

列車の中で、2人の日本人男子学生、「みちる」ことJくんと「ダンボ」ことSくんと一緒になった。3人でホテルを探していると、さらに「ワトソン」ことWくんと「リー」ことIさんに出会った。

5人で一緒にホテルを探し、男子3人、女子2人でそれぞれ部屋を1室を借りて、翌日も5人で観光することにした。

ずっとひとりで行動していたので、誰かと部屋をシェアするのも団体で行動するのもは初めてだ。

リーは、下調べを十分にしてきていた。

「物心ついた時から、私、イタリアに憧れていたの!」

そう言うだけあって、私からすると「これ、どこかで見たことがあるな」程度のものでも、リーはひどく感激して見入っている。

ローマ観光には外せないスポット、コロッセオColosso。想像していたよりずっと大きく、長い歴史を感じさせる空間でした。

スタジアム型のこのコロッセオの中で人や猛獣が戦う様子を、ローマ市民は熱狂して楽しんだといいます。4階まであり、階級により席が分けられていたとのことです。

「連れ」がいるので、ローマでは自分が写っている写真を他の場所より多く残せました。

地下には猛獣の檻などがあって、競技(という名の殺し合い?)に参加するグラディエーターや猛獣は、エレベーターのようなもので地下から舞台へ登場させる演出もあったそうです。

西暦80年に完成したというコロッセオ。西暦は4桁というイメージがあるのに、2桁って・・・。気が遠くなる歳月です。

かなりリラックスしていますね・・・。迷子になって泣いていた旅の始めの頃と比べるとだいぶ旅に慣れてきたようです。

背景に、こちらも古代ローマの遺跡、フォロロマーノForo Romanoのウェヌスとローマ神殿Tempio di Venere e Romaが見えます。こちらは121年に建設が始まり、完成したのは141年とのこと。

あまり混んでいた記憶はないのですが、今、webで見ると「入場までに結構並ぶ」という情報があります。ガイドツアーもあるようなので、次回はぜひ、解説を聞きながら見てみたいと思います。

コロッセオの隣にあるコンスタンティヌスの凱旋門。観光客用の馬車が並んでいました。

フォロロマーノForo Romano。まさに遺跡という風景です。シーザー(カエサル)が「ブルータスよ、お前もか」と言って暗殺されたと言われる場所もここにあります。

コロッセオ前の広場にいたおまわりさんたち(?)と一緒に写真を撮らせていただきました。制服がかっこいい。

ヴィット―リオ・エマヌエーレ2世記念館Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele IIをバックに。周りとの調和の点で、ローマ市民からは景観上、賛否両論があるようですが、壮麗で美しい建物だと思いました。

うーん、確かに、コロッセオやフォロロマーノのすぐ近くにあるにしては、真っ白で目立ちすぎかもしれませんね・・・。

バチカン市国 Vatican City state

下調べをろくにしてこなかった私でも感動したのは、ミケランジェロのピエタだ。

本当に美しくて、長いことその前に立って見とれてしまった。

ミケランジェロのピエタPietà。どうやったら大理石でこんなに精巧な彫刻が創れるのでしょう。

サン・ピエトロ広場、マデルノの噴水。

バチカン美術館の二重螺旋階段。階段さえも美しい。

相当リラックスしています・・・。ドイツ、ウィーンの方からイタリアに入ると、だいぶ暖かくなっていました。

大寺院の中。人々がここでお祈りをしていました。荘厳な空間です。

バチカンをまもるスイス衛兵の制服も、ミケランジェロがデザインしたと言われています。なんてお洒落。

グループで観光するのは初めてだったが、メリットもデメリットもある。

メリットは思いがけないものに巡り合えたり、情報が多くなること。それから、食事をするのも楽しくてくつろげる。

デメリットは無駄な時間が多くなること。それなりに気を遣うこと。

しかし、もう二度と会えないかもしれないと思えば、それもたいしたことではない。彼らのおかげで私は、盛りだくさんの1日を過ごすことができた。

23 ローマ市内 へ続く)

 

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