パリの美術館1990年ヨーロッパひとり旅 31 Museums in Paris: Solo-travel to Europe in 1990

1990年2ー3月ヨーロッパひとり旅

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パリの美術館巡り フランス

1990年。ヨーロッパひとり旅の最終目的地、パリ。

3月22日は、ルーブル、オルセー、オランジュリーの美術館を一気に回った1

パレロワイヤルthe Palais Royalのビュランの円柱Colonnes de Buren。フランスのアーティスト、ダニエル・ビュランによるオブジェ。260本あるそうです。

パレロワイヤルPalais-Royal。庭園を囲むように建物が建っていて、Serge Lutensの香水店などがありますが、この時はショッピングも食事も楽しむ余裕がありませんでした。

ルーブル美術館Musée du LouvreのピラミッドPyramide du Louvre。1989年に完成したばかりで、その見た目は大きな論争の的になったのを覚えています。。

勝利の女神、サモトラケのニケVictoire de Samothrace。大理石製で高さ328cmとのこと。

ミロのヴィーナスVénus de Milo。こちらも大理石で高さ203㎝。「顔はちょっとゴツい」とアルバムに書いてあります。

セーヌ川に架かる橋の上で。キャルーゼル橋Pont du Carrouselあたりだと思います。

雨が降っていて、うつむき加減になってしまう。

おまけに食事もゆっくりできない状態でオランジュリー美術館Musée de l’Orangerieまでたどり着いた2

ルーブル、オルセーに比べて、規模は小さいが、好みの絵が多い。

オランジュリー美術館の睡蓮の間the two oval rooms of Water Lilies by Claude Monet。この写真ではまったく良さが伝わりませんが、公式HPにGoogle Art Projectによるヴァーチャル画像があります。

モネの『睡蓮の間』は、2つに分かれていて、計8枚の絵がぐるりと壁になっている。

中央の椅子に座って眺めていると、疲れも消えていくようだった。

しんとした沼の中に立っているような静かな気持ち。

長い時間をかけて、私はその8枚の絵を鑑賞した。

再び雨の中、シャンゼリゼ通りAvenue des Champs-Élyséesを歩く。

コンコルド広場Place de la ConcordeのオベリスクLuxor Obelisk。左側、遠くにエッフェル塔も見えます。

雨のシャンゼリゼ通り。

凱旋門Arc de triomphe de l’Étoile。

モンパルナスタワーTour Maine-Montparnasseの展望台から。遠くにエッフェル塔が霞んで見えます。

パリ 旅の最後の夜

夕食を済ませてホテルに戻るともう8時を回っていた。

窓の外を見ると、街の灯が雨に濡れて美しい。

カーテンを引いていない窓辺で、おじいさんがランプの灯で新聞を読んでいるのが見えた。

 

明日は帰るんだな。

1ヶ月、我ながらよく頑張ったぞ。

3月になってからはあっという間に時間が過ぎてしまった。

いろんな人に出会えて、助けられて、いろんな風景に出会えた。旅の間に出会ったすべての人にありがとうと言いたい。

行き損ねたところ、やり残したことがたくさんある。また、必ず来よう。

30時間後には、私は日本にいる。

この旅で、私は少しでも変わったはずだ。日本に帰った時、それがはっきり見えるだろう。

パリでは、鉢植えの花を買ってホテルの部屋に置いていた。ほんの3泊だが、部屋に花を置きたかったのだ。

その鉢植えは、チェックアウトの時、ロビーのカウンターにいたお姉さんにあげてしまった。毎朝、「Bonjour!」と声を掛けると元気に返事をしてくれたお姉さんだ。

「私はもう日本に帰るから、これ、どうぞ」と言って渡すと、素敵な笑顔で「Merci beaucoup!」と言ってくれた。

お土産や思い出をたくさん持って、1ヶ月ぶりのシャルルドゴール空港へ向かう。

成田空港には、彼が迎えに来てくれているはずだ。話したいことがたくさんある。

さあ、帰ろう。

(エピローグ 29年前の旅を綴ってみて感じたこと、そしてこれからのこと

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