手作りのものを暮らしに取り入れると、なんだか生活に潤いが増して、季節のイベントもより楽しくなる気がします。
好みに合わせた色や大きさにできるのも手作りの良いところですね。
この記事では、レース糸で編む雪の結晶について、参考になる本をご紹介します。
レース糸とかぎ針編みで作る雪の結晶のオーナメント
子供のころから手芸が好きで、小学生の時は「手芸クラブ」に入り(笑)なにかと作っていました。
なかでも好きな手芸は、刺繍、裁縫、そしてかぎ針編みと棒針編みの編み物です。
(編み物をする時の単調でリズミカルな動きは、リラックス効果もあるそうですよ)
今日は、レース編みでできる雪の結晶のオーナメントを作るヒントをご紹介します。
手作りのオーナメントなら、クリスマスツリーのテーマカラーに合わせて作ったり、大きさを変えたりできるので、飾るのも一層楽しくなりそうですね!
数年前、たくさん作って友人たちにプレゼントしたら、大好評でした。それ以来、毎年飾ってくれているそうです。
参考にしたのはこちらの本。
雪の結晶モチーフ100 ケイトリン・セイニオ
この本のおすすめポイントは…。
- 初心者さんから上級者さんまで、レース編みで雪の結晶が編める!
- 実物大の写真付
- オーナメントに仕立てる方法も掲載
- 自分流アレンジをする方法も紹介
「編み方の基礎」のページもあるので、初心者さんから上級者さんまで幅広く楽しめると思います。
出来上がりの大きさは、一番小さいものは長径44㎜、一番大きいものは長径105mmになります。掲載されているのは実物大の写真で、欧米のサイズ10の糸を、欧米の1.9ミリの針(日本では0号程度のレース針)で編んだものだそうです。
モチーフの長径は60~78㎜くらいのものが多く掲載されていて、使う糸も1モチーフあたり5m以下から12mくらいまでとなっています。
下でご紹介しているオリムパスレース糸エミーグランデ(ラメ)は、レース針0号~かぎ針2/0号となっているので、だいたい同じ糸の量で編めると思います。1玉が約106mですので、1玉買えば8~10個くらいはモチーフができそうです。
(雪の結晶モチーフの編み方はWeb上でも、編み図がたくさん検索できますので、本や材料を買いそろえる前に、それらを参考にしてみるのもいいですね。)
雪の結晶が編めたら、今度はそれをオーナメントにするための方法(19ページ)も、載っています。
- 形を整える
- 糊付け
- スティッフニング(=stiffening=形の固定)
- 乾燥させる
雪の結晶は、同じ形がふたつとないと言われていますが、この本に載っているパターンも100種類と豊富!眺めているだけで楽しい気分になります。
掲載のデザインを編むのに慣れたら、オリジナルの図案を考えるヒント(13ページ)も載っていますので、オリジナル作品にも挑戦してみましょう。まさに「世界にふたつとない雪の結晶モチーフ」が作れますよ!
【ご参考に】私がオリムパスエミーグランデで作ったレース編みの雪の結晶はこんな感じです
そうして編んだものがこちら↓(写真が下手で、見づらくなっており、すみません。)
私が使った糸は主にオリムパスのレース糸エミーグランデです。
シンプルな真っ白(色番801)や生成り色(色番804)ももちろん素敵ですが、
ラメ(ホログラム)入り、ビジュー(金のラメ)入りのこちら↓もクリスマスにはおすすめです。
グリーン、ブルー、パープルが混じった色のモチーフはエミーグランデ ミックスM3の糸、パープルと白のモチーフはエミーグランデ かすりの61番の糸を使いました。ちょっと雪っぽくないのですが、ひとつひとつの表情が変わって面白い出来上がりになります。
飾りたいツリーのテーマカラーに合わせて編んでみるのも楽しいと思います。
つるすためのテグスは、100均で売っているものでOKです。
ケイトリン・セイニオさんの2冊目の本はこちら▼
手作りのものを、オーナメントに加えると、楽しさもひとしおですね。
みなさま、どうか、素敵なホリデーシーズンをお過ごしください。