DMM英会話でレッスンを受けている方は、レッスン内容をどのように決めていますか?
もしフリートークばかりしているとしたら、それはもったいない!
そうした会話は英会話カフェでもできます。
お金を払って受けるオンライン英会話のレッスンならば、ぜひ能動的に教材を選んでみましょう。
私のおすすめはDaily News。
毎日新しい記事がアップされていて、世界で起きているニュースを掘り下げながら、飽きることなくレッスンを続けることができます。
またTOEIC S&Wテストでも必要な「自分の意見を持つ・表現する」練習もできます。
私がTOEIC S&Wで「3か月で合計50点あげることができた」のはDaily Newsに取り組んだおかげだと思っています。
※「目次」▼を開くと、見たいところにジャンプできます。
DMM英会話の教材は 「自分で選択」してみよう!
DMM英会話のオンラインレッスンでは、予約の際に、教材を選んで入力する欄があります。
この欄はブランクにして、先生にお任せしてもいいのですが、ここで希望の教材を指定しておくことをお勧めします。
そうすれば予習もできますし、自分が興味を持てる教材の方が、内容の定着率が高いと思います。
私は(これまで書いてきたように)まず「TOEICスピーキングリアル模試」という出版社教材を選択してきました。TOEIC SWを受けるなら、これをやっておくのはおすすめです。
参考:4技能を伸ばしてIIBC AWARD OF EXCELLENCEが欲しい!-DMM英会話レッスンでTOEIC SW対策(1)
この教材をやり終わった時、少し困ってしまいました。なぜなら、選択できるマテリアルが他に25種類(お子様用を含む)もあったからです(多すぎると悩むよね・・・)。
悩んだ末に、「やっぱりこれかな」と思ったのがDaily Newsでした(別記事で書いたベストセラー文法書『Grammar in Use』↓も確認テストだけやりました)。
参考:教材にGrammar in Useを選択-TOEIC S&W対策としてのDMM英会話レッスン(23)
Daily Newsは中級から達人までカテゴリーも豊富
レッスン教材のページでは、サンプルを見ながら選ぶことができ、一番上のグレーダーで、ある程度レベルを絞り込んで選ぶこともできます。
教材の中で「いちばん人気」と書かれているのがDaily Newsです。
難易度は中級レベル(Intermediate)の5から達人レベル(Proficient)の10まで幅広く揃っています。
それぞれの記事にも5~10のレベル番号が振ってあるので、自分のレベルにあったものを選びやすくなっています。
(教材は会員以外の方にも公開されています。ぜひご覧になってみてください)
記事のカテゴリーは、
- 科学&テクノロジー
- カルチャー&エンターテインメント
- 経済&ビジネス
- 健康
- 言語&教育
- 世界
- アジア
- 北米南米大陸
- 欧州
- 中東&アフリカ
に分かれています(2019年7月時点)。
トピックが多岐にわたるので、ご自分の職業や専門、または興味に合った話題を選ぶことができます。
先生との会話が弾むDaily News(そのためには予習必須よ)
教材を使ったレッスンの流れ
Daily Newsの教材は、以下のような構成になっています(レベルによって多少の違いあり)。
- 語彙
- 記事本文
- 内容理解の確認テスト(3項目)
- ディスカッション(5項目)
- より深いディスカッション(5項目)
以下に、私の取り組み方をご紹介します。
ご自分にあったやり方を見つける際の参考にしてみてください。
1 Vocabulary(語彙・語句)
私の場合、語彙では、発音を確認したい単語のみをピックアップするか、「全部わかっていると思うのでスキップしてください」と先生に伝えます。
25分のレッスンは、1分1秒が貴重です。
自習できるところは自習して、どんどん進めましょう!
2 Article(記事本文)
次に、記事本文を読みます。
やり方は先生によってさまざま。
「僕が読んでリピートする?それとも自分で読んでみる?」と訊いてくださる方や、何も訊かず読み始めて「はい、リピートして」とおっしゃる方などいろいろ。
ですが、ここでも私はTOEIC SWの音読問題を想定し、自分で音読させていただきます。
その後、発音やイントネーション、アクセントの不自然なところ、間違っているところを指摘していただきます。
3 Question(理解度テスト)
次の段階では、内容確認の質問に答えます。
きちんと理解できているかどうか確かめましょう。
(レベル7Advanced以上の記事にはこの欄はありません)
頭では理解したつもりでも、答えの文章を口に出して答えるのは意外に難しいものですよ。
4 Discussion(ディスカッション)
そのあとに、ディスカッションに入ります。ここがこの教材のキモ!
日本人の英語(だけではないですが)教育に足りていないと思われる「自分の意見を言う」訓練ができます。
最初のディスカッションの5項目は、記事の中にも出てきた単語や表現が多く使われています。
文法的に完璧な文章でなくても構わないので、思うことを言ってみましょう。
5 Further Discussion(より発展した内容のディスカッション)
最後のより深いディスカッションは、質問の内容も難易度が上がってきます。
でもここまでできると、レッスンも会話の中身もとても充実したものにできます。
ただ、語彙や記事本文の朗読など前半に時間を取られると、25分でここまで到達するのは難しくなります。
先生と深い議論をしたい場合は、レッスン前にしっかり予習をして、記事を読んでおき、内容確認の質問までの部分をサクサク済ませられるよう準備しておきましょう。
先生の人となりを知ったり、知識や経験をシェアできることがオンラインレッスンの醍醐味
アンジェリーナジョリーに会いたい!
先日、『セレブリティに学ぶストレス解消法』というような記事で
- アン・ハサウェイ
- ブラッド・ピット
- ミシェル・オバマ
- アンジェリーナ・ジョリー
4人のセレブのストレス解消法を教材に選びました。
先生はアメリカ人20代半ばの男性です。
ディスカッションのところで
「上の4人のうち、誰に一番会ってみたいですか?その理由は?」
という問いがあり、私はアンジェリーナ・ジョリーと答えました(4人とも会ってみたいけどね~)。
なぜなら、彼女はとても勇敢で愛に溢れ、人生を生ききっていると感じるから。
養子を含め5人の子どもを持つ彼女は、乳ガンと卵巣ガンにかかわる遺伝子を持つと遺伝子検査で診断され、乳ガン予防のために乳腺を切除する手術を受けています。
私がその話をすると先生は手術のことをご存じなく、「ガンができたから切除した」と勘違いされました。
なかなか理解していただけず
「そうじゃなくて、検査を受けたらリスクが高いことがわかったから、ガンになる前に手術したんですって」
と言うと
「Wow! ガンになってないのに手術したの?すごいな。初めて聞いたよ」
と(そうなんだー、アメリカ人はみんな知ってると思った)。
ちょっと常識から離れた物事を英語で説明するのは難しいですね(アンジー、やっぱすごいわ!)。
「マチュピチュは素晴らしかったよ!」
また別の日には、『Three Surprising Discoveries Made Using Google Earth』という記事で、60代男性アメリカ人の先生のレッスン。
ディスカッションに
「熱帯雨林と洞窟と砂漠だったら、どこを探検したい?」
という問いがあり、私は
「どこも嫌ですねー。マチュピチュとかならいいけど」
と答えました。それを聞いて先生は笑いながら、
「マチュピチュは行ったことがあるよ。今まで訪れた中で一番Amazingな場所だった」
と、旅の思い出を語ってくださいました。
お話を伺っていると、「マチュピチュには体力があって足腰が丈夫なうちに行かなければ!」と改めて思います。
「オーストラリアやバリでは、美しい天の川を見られるわ!」
オーストラリア出身バリ在住の先生には、『One-Third of World’s Population Cannot See the Milky Way』という記事でレッスンをしていただきました。
私は、今まで、Milky wayというものを(覚えている限り)見たことがありません。今までで一番たくさん星が見えたと思ったのは箱根の空で、Milky wayと呼べるほどの星空は記憶になく…。
バリもオーストラリアも夜空は美しく、
「写真で見るのと自分の目で見るのは確かに違うわね」
と話してくださいました。
「バリには寺院も多く、人々はspiritsの存在も信じていて、そんな雰囲気が気に入っている」
というようなお話も聞けました。満天の星空、ぜひこの目で見てみたいと思います。
地球上にはまだまだ行きたいところが、たくさんある!
地球上には、まだ行くべきところがたくさんあるようですよ。
急がなきゃ!
様々な話を聞けるのも、世界中に先生がいるオンラインレッスンならではです。
英語だけではなく、世界を見る別の視点も学べますね。あなたもぜひ!^^