英語で話す時に気を付けること【失礼にならない表現】Pleaseは必ずしも丁寧表現ではない

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英語学習

日本人は一般的に見て、礼を重んじる国民性を持っています。

どんな場面でも礼儀正しくあることをよしとしますね。

そのせいもあってか、英会話を学ぶ時も

「この言い方は失礼じゃないだろうか」

と不安になりやすい傾向があるように思います。かくいう私自身がそうです。

そこで、同じように心配してしまう方へ、私がこれまで習った

  • 「こんな言い方は失礼」
  • 「より丁寧な表現」

をいくつかシェアしたいと思います。

英語で話す時、失礼にならないように気を付けるべきいくつかのこと「より丁寧に話すには?」

DMM英会話のレッスンやNHKラジオ英語講座から、礼儀正しい英語を話すことについて私が学んだことをお伝えします。

ただ、大切なのはやはり「心」「相手への思いやり」。

もし間違えてしまっても必要以上に気にせず、次から気をつければいいかなと思います。

StrangerとStrange peopleは全く違う

まずは私が以前、DMM英会話のレッスンで指摘された間違いです。

「知らない人・見知らぬ人」の意味で

「Strange people」

と言った時、アメリカ人の先生に

「Stranger」

を使うようにと言われました。

Strange peopleと言うと、「(行動・見た目などが)変な人、変わった人」という意味になってしまうと。

会話で使うと、あらぬ誤解を招いてしまうところですね。

×「Pleaseをつければ丁寧」ではない!

中学校で英語を習い始めたはるか昔、

「命令形にpleaseをつければ丁寧になる」

と教わったような気がします。

でも実は

pleaseを付けても命令は命令

お願いや依頼の表現は

  • Would you ~?
  • Could you ~ ?

などを使うようにしましょう。

言葉数の多い方が、より丁寧に響く

上述のとおり、誰かに丁寧に頼みごとをする時は、

  • Would you ~?
  • Could you ~ ?

を使います。

なぜ丁寧になるかというと、

  • 過去形になることで、心理的に距離感が生まれるため
  • 言葉の数が多い方が、より丁寧感が出るため

日本語でも、短くバシッと「~してください」いうより、

  • 「~していただけないでしょうか」
  • 「~していただけると幸いです」

など、丁寧に言おうとすると文字数が増えますよね。同様の心理が英語でも働くようです。

ただし、「慇懃無礼」もまた、英語にも日本語にも存在します。

過度な丁寧さは嫌味になったり、ある程度親しい間柄では他人行儀に響いたりする恐れもあるので、依頼表現のバリエーションを増やしておくといいですね。

直訳はキケン!定番表現を覚えよう

「座ってください」を(昭和の)学校では

“Sit down, please.”

と習ったように記憶しています。

「座る=sit down」ではありますが、この言い方は丁寧な表現ではありません。

「どうぞお座りください」という時は

“Please have a seat.”

ここにもpleaseが付いていますが、この場合は「どうぞお掛けください」 に近い響きになります。

また相手の名前や電話番号などを聞きたいときは、

×What’s your name?

×What’s your phone number?

というのは少々乱暴です。

「名前は何?」「電話番号は?」といった感じでしょうか。こんなふうに聞かれたら尋問されているみたいに感じますね。

日本語でも初対面の人にそんな言い方はしないでしょう。

ましてやお店やビジネスシーンであればなおのこと、こんな表現は避けたいところ。

May I have your name/phone number, please?

などを使いましょう。

(若者同士が、気軽な感じで使うのはアリかもしれません)

目の前の人のことをいきなり三人称で呼ばない

先日、NHKの入門ビジネス英語を聞いていると、リスナーからのお手紙の紹介がありました。

海外に駐在しているその方が顧客と話していた時、後から話に加わった上司にそれまでの経緯を説明するという場面で、

その顧客のことを

「She ~」

と言ったら、

「My customer ~」と言いなさい

とその場で上司に叱られたとのこと。

目の前にいる人のことをいきなり三人称でいうのは失礼なのだそうです。

その場にいるのにいないように扱うというイメージでしょうか。

勉強になりました^^。

日本人はもっと自信を持っていい!

いろいろ気にするのは日本人らしいところでもあり、相手への配慮が細やかなのはいいのですが、行き過ぎると自信のなさや「よそよそしさ」につながります。

「これで合ってるのかな」「誤解されないかな」と心配する気持ちが、「英語なんて話せない」という気持ちに拍車をかけているかもしれません。

以前、ハリウッド女優ナタリー・ポートマンが来日した時、日本語で少し挨拶しました。

ほんのいくつかの文を、たどたどしく口にしただけですが、その後「ナタリーは日本語が話せる」という英語の記事を読んだことがあります(ナタリーをディスっているのではありませんよ。念のため)。

日本人の感覚では

「ハロー!」「マイネームイズ○○」「サンキュー!」

しか言えなかったら

「私は英語が話せる!」

とは言いませんよね。

でもアメリカの人とかは、そのくらいでも「話せる」と言ってしまう場合があります。

こんなことを書きながら、私も実際はなかなか自信が持てません…。

先日、DMM英会話のレッスンで

19言語を話す20歳のカナダ人20-Year-Old Canadian Speaks 19 Languages』という記事を学習しました。

その時、

「話せるって、どのくらいのレベルなんでしょうか?」と先生に聞くと

「わからないけど、”fluently(流暢に)”とは一度も書いてないわね」というご指摘。

確かに!

そして

「私は自分が英語を話せると言えるかどうかわかりません」と言うと

Oh, you can, definitely! That’s not a question.

(もちろん言えるわよ!疑問の余地はないわ)

と「何を言ってるの?」という顔で言ってもらえて嬉しかったです。

会話をする際は、一字一句の正しさ、文法などよりも、表情や抑揚、身振り手振りなど言葉以外の要素も大切になります。

大切なのは

「会話したい」

「理解し合いたい」

「相手のことを知りたい」

という気持ちなのかもしれません。

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