ランゲージエクスチェンジアプリに潜む詐欺師【後編】フランクそしてジョイの例・英語学習にアプリをおすすめしない理由

語学学習

私がTandem(タンデム)で出会った詐欺師たち(後編)

昨日、ランゲージエクスチェンジ(言語交換)についてと、そのアプリTandem(タンデム)を利用して出会った詐欺師スチュの話(前編)をしました(↓長文です、そして今日の記事も9000字超えです)。

前編にランゲージエクスチェンジアプリを使用する際のご注意も書いておりますので、よろしかったら合わせてご覧ください。

スチュの場合(前編):言語交換ランゲージエクスチェンジアプリに潜む詐欺師に気を付けて-スチュの例

もしかするともっと若い時であったら、実害があったかもしれませんが、幸いにして年の功(?)と、相手の騙しテクニックが稚拙だったおかげで、深刻な被害には遭いませんでした。

しかしアプリに登録している人の中には、スチュだけでなくアヤシイ人々がたくさんいます。

昨日の記事で、LINEやWhatsAppなど他のアプリに誘導する人には要注意と書きました。

しかし、まだよくわかっていなかった頃の私は、実はスチュ以外にもあと2人、Tandem以外のアカウントを教えてしまった人がいます(恥)。

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実録・アヤシイ人々 その2. フランクの場合‐「子どもがガンで入院した!」

フランクは、ポーランド出身で英語が上手な51歳。

プロフィールには、小さな男の子2人と写った微笑ましい画像や、仕事中と思われる真剣な表情の写真を載せていて、善きパパといった風情でした。

仕事は、北海のリグ(出た!「詐欺師の職業あるある」)のエンジニアで、会話を始めた当初

「契約ではあと4ヶ月、ここから出られない。子どもたちは双子で11歳、今、クリシェ(養護施設のような寮)にいる」

と言っていました。

そしてこのフランクもバツイチ独身(またか)。

奥さんが麻薬中毒になったため離婚したと言っていました(その設定は新しい!)。

フランクは、特にロマンティックな話に持っていこうとするわけでもなく、まあまあインテリジェントな話題や、世界各国を仕事で訪れたという話の他、リグを出た後の2つの夢を語ってくれました。

「今回の契約を最後に今の仕事をリタイアし、タイで貧しい人々のための慈善施設を作る計画を立てている」

「日本で自動車を売る事業をしたいんだ」

 

「タイにはもう実際に土地も見つけてあるんだけど、リグの契約が残っているので待ってもらっている。

今の仕事は報酬が良いので、あと少し我慢して契約報酬を受け取ったら、タイに渡り、父の夢でもあった施設の建設に取り掛かるんだ」

(どこまで本当なんでしょう・・・。全部、嘘か?)

ある時、イーロン・マスクの話題になり、

「イーロン・マスクには2度、実際に会ったことがあるよ。ビジネスコンベンションでね。まあ向こうは僕のことなんて覚えていないと思うけど」

なんて言ってました(うーん、嘘っぽいぞ)

何か質問すると、それに関連した画像やインターネットからの引用をバンバン貼り付けてくるので、ちょっと鬱陶しいなとは思ったのですがw、スチュのように妙なメッセージを送ってくることもなく、例えば、

F「今日はどんな日だった?」

私「今、仕事終わった。疲れた。東京はたいていの人は通勤時間が長いんだよ。通勤も疲れるよ」

F「僕はこれから仕事だよ」

私「遅いね。そっちはもう午前11時頃じゃない?」

F「今日は遅番だから」

とか、

F「今、ランチを食べたところ」

私「何を食べたの?」

F「ピザとコーラ」

私「またピザ?」

F「ピザ大好きなんだ♪」

とか他愛ない会話をしていました。

実は、スチュとやり取りしていた時期と重なっていて、スチュに比べるとフランクは信用できそうだと私は思っていました。

(そして奇妙なことに、ポーランド出身と名乗っているフランクの方が、アメリカ人と言っていたスチュより英語が上手でした…)

ポーランドの話をするととても喜んで、

「嬉しいな!僕の国は本当に美しくて良いところだよ」

と言ったり、私が「(ポーランドの)古城ホテルっていいね」と言うと

「僕はセキュリティ上の理由から高級ホテルにしか泊まらないことにしてるんだ。大阪に行った時は四つ星の城ホテルに泊まったよ」

という具合です。

(これもなんだかアヤシイですね。話をそらしているようでもあるし。「大阪の城ホテルに泊まった」と言ったのですが大阪に「古城ホテル」はないぞ・・・疑おうと思えばすべて疑わしく思えてしまいます

途中、多少、間が空いた時もありましたが、ほぼ毎日、2週間ほどメッセージのやりとりをしていて、しまいには「今、帰るところ」と送ると「今日は早く終わったんだね」なんて返事が来るほどでした。

スチュのことで少し気持ちが落ち込んでいた時も

「何があったの?友達じゃないか、話してよ」

と訊いてくれ、

「Tandemで知り合った人がなんか妙なの」と話すと(まだスチュが中国行の話をする前です)

「何か要求された?そいつの写真、送って。リグで働いてたっていうなら会ったことあるかも」

私がうまく説明できないと言うと

「日本語で書いてくれればいいよ。頑張って少しずつ理解するから」

とも言ってくれました(こんなこと言われるとちょっとホロッと来ます…いかんいかん。詐欺グループ内で「担当」がかぶっていないか確認したかっただけかもw)

私はすでにTandemで出会う人たちに対し疑心暗鬼になっていて、ふたりとも「リグ」で働いてると言うし「ひょっとして同じ詐欺師グループか?」と疑ったこともあったのですが、

フランクは別にアヤシイ話もロマンティックな話もするわけではなく、純粋に会話を楽しんでいるように見えました。

(まあ、ランゲージエクスチェンジアプリでありながら、日本語を習おうとする気配はほとんどありませんでしたがw)

毎日やりとりをするうちに私はかなりフランクのことを信じ始めていて、LINEを交換してしまいました。

でもやりとりは相変わらずTandemメインに続け、私が「LINEよりTandemの方がいい」と言えば

「OK、じゃあTandemで話そう」

と固執する様子もありませんでした。

でもある瞬間から、私の中に疑いが生まれてしまったのです。

 

ちょうどお盆の頃です。

お墓参りなど日本の夏の習慣を話していて、「私の父はもうずいぶん前に亡くなった」という話をしました。

「ガンで亡くなったから、私もガン検診はきちんと受けなきゃ」と言うと

「僕の母もガンで亡くなった。でも君は大丈夫だよ。ガンになんかならないさ」

と言った後

「実は、僕の息子のうち、ひとりが今、ガンで入院している」

と言い出したのです。

えーーーーー?!なんだってーーーー?!

私「いつからなの?!」

F「2週間前に施設の人が息子を病院に連れて行ってくれた。だから取り急ぎ5000ドルを送って、治療を始めてもらったんだ」

私「息子さんはどこにいるの?ポーランド、それともアメリカ?」

F「アメリカ。アトランタだよ」

私「息子さんのそばに行ってあげなきゃだめじゃない」

F「そうしたいけど、今は行けない。

会社に行かせてくれるようメールしたけどまだ返事がないんだ。

僕の今の契約は、民間のものじゃなく政府関連のものだから、そう簡単に動けないんだよ」

そうして

「息子の写真、見る?」

と言って(私から頼んでもいないのに)送ってきた画像を見て、私は、本気の心配モードから、一瞬で180度方向転換し、確信しました。

 

こいつ、嘘ついてるわ。

 

ベッドに横たわった少年は、プロフィール写真で一緒に写っているどちらの子とも似ていません。

年齢も彼が話していたより上に見え、しかもすでにスキンヘッドだったのです(病気が見つかって2週間では、まだ髪は抜けないよね・・・)。

そこから一気に、すべてが嘘に思えてしまい、2週間近く話してきたのにと怒りと落胆と悲しさで、私は何も言えなくなってしまいました。

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私が黙り込むと、矢継ぎ早に

「どうして黙ってるの?」

「僕が何かした?」

「何を考えているの?」

と言い

「心配しないで。医者は大丈夫って言ってたし」

(子供のガンが大丈夫と言えるのか!?)

「怒ってるの?」

そして

「え?!

まさか、僕がお金かなんかを君に頼もうとしているとでも思ってるの?

オーマイゴッド!」

と言います。

(ああ、思ったさ!そのとおり!)

その後、数日間は、

「アメリカに行けることになったよ。会社がプライベート機を用意してくれた」

とか

「今日、病院に着いた。息子の顔を見たら堪らなかったよ」

とか

「僕自身も検査してもらった」

(と言ってなぜか酸素マスクをした泣きそうな顔の自撮り写真付き)

などと送ってきましたが、もう私には話をする気が失せてしまっていました。

ちなみに「家族が深刻な病気だが、医療費が高額で払えない」も国際詐欺の常套文句です。

結果的に何も要求されてはいませんが

息子がガンで入院したばかりだってのに

チャットを楽しんでる親が

どこの世界にいるってんだよーーー!

フランクの場合、

「スカイプなら顔を見て話せるよ」

と言ったこともありました。

LINEでコールした時の様子など、本当に100%すべてが嘘だったのか、今となってはよくわかりません(でも、2、3回掛かってきた電話の声が、同一人物ではなかったような気がしないでもない・・・)

途中で、金(ゴールド)のビジネスの話をしたり、「誰かとビジネスをすることを考えてみたことある?」と訊いてきたり、まあ胡散臭い(ともいえる)話もしてはいたのですが。

私が返事をしなくなったので、最後に

「君は僕のハートを壊した」

と捨てゼリフを吐いて連絡は途絶えました・・・(それはこっちのセリフじゃ!)。

実録・アヤシイ人々 その3. 船乗りジョイの場合‐「うちのお兄ちゃん素敵でしょ♡」

どうも男性は信用できないと思った私は、女性にメッセージを送ってみることにしました。

(それまでにも女性とのやりとりはあったのですが、長く続きませんでした。まあ、男性でも続いた人ってフランクくらいだったのですが・・・悲)

パイロットのような制服を着て、モデルのように笑顔が素敵な女性のプロフィールが目に留まり、挨拶してみました(そもそもそんなプロフィール写真自体が嘘っぽかったよね、うん…)。

彼女の名前はジョイ。

30代半ばで独身、貨物船のコパイロットをしていると言います。

(船舶乗組員も「詐欺師あるある職業設定」のひとつ)

そしてメッセージ3往復目くらいで、

「私は今は、あまりこのアプリを使っていないから、WhatsAppのアカウントを教えて

と言われました。

「まだやり取りを始めたばかりなのに?」とちょっと戸惑いましたが、女性なので油断してしまったんです。

それから数日間は

「元気?」

「今何してる?」

「家族のこととか、あなたのこと、もっと教えて」

(↑最後の質問、こう見るとアヤシイ。探りを入れられているような…)など数行のやりとりだけでしたが、ある日、

私にはマイケルという15歳年上の兄がいるの。

(と言ってマイケルの写真添付)

かっこいいでしょ?

(いや、そうでも・・・)

私たちの両親は私が小さい頃に亡くなってしまって、兄が私を育ててくれたようなものなの。

兄は本当に素晴らしい男性で、私は心から兄を尊敬し愛してるわ。

兄さんより素敵な男性が現れない限り、私は結婚しないと思う。

兄は会社を経営していて、日本にも何度も行っているのよ」

と言います。そしてその後、

「もうすぐあなたを驚かせてあげるわね(^^)」

というメッセージが来て、いや~な予感がしたんです。

数時間後。

マイケル本人(と名乗る人物)からWhatsAppにメッセージが届きました。

「ハイ!僕はジョイの兄のマイケル。妹から君のことを聞いたよ」

(やっぱりだよ。来ると思ったよ)

そこで

「メッセージありがとう。でも、事前に私の了解を得ないで、勝手に私のアカウントをあなたに教えるなんて、ジョイのしたことはあんまり良いことじゃないね」

と返事をすると、慌てた様子で

「ごめんよ、ちゃんと君に聞いたと思ってた。本当にすまない」

と言います。

その後、ジョイからも

「どう?うちのお兄ちゃん、クールでしょ?」

(いやいやいや、紹介なんて頼んでないし!それほどクールでもないし

「良い人みたいね。でも、私はあなたと話したいの」

「あら、シャイなのね^^」

(違うわ!)

もちろんこれも、ヤバいやつです。

(ジョイの話では、「兄さんは4年前に交通事故で奥さんを亡くした(これも「あるある」)」とのことでしたが、マイケル自身は「妻は6年前にガンで亡くなった」と言いました。「あれ?ジョイから聞いた話と違うみたい」と言うと、「妹は僕のことを何でも知っているわけじゃない」とさ)

ジョイは、兄マイケルの経営するというエクステリア関係(?)の会社のウェブサイトアドレスを送ってきたりもしましたが、そのHPを見てみると、会社代表の電話番号がWhatsAppのマイケルの番号と同じでした(このHPにアクセスするのも危険でしたね。反省。今ならゼッタイしない!><)

HPは、アニメーションも使ったもので記事も多く、けっこう手が込んでいました(ご苦労なことです)

その後、私がジョイに

「タンデムでメッセージを送ってくる人をいまいち信用できなくなっちゃった。あなたは美人だし、たくさんメッセージが来るでしょう?」

と訊くと

「めちゃくちゃたくさん来た。でも、ほんとにタンデムって××な男(ちょっとお下品な表現)がいっぱい。

私はもうアカウントを削除したわ。くだらない男たちに煩わされるのはうんざりだもの!

あなたも早く止めた方がいいわよ

と言います。

でもログインしてみると、彼女のプロフィール、まだあるんですよね・・・。

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「船であちこち行けるなんていいなあ」と言えば

「あら!あなただってすぐ同じことができるわ。うちのお兄ちゃん、ヨットを持っているもの

と返ってきたり

「ハーイ!義理のお姉さん!」

と言ってきたり、正直「・・・アホなの?」という感想しかありません。

ひとり二役だったかもしれませんが、マイケルの英語の方が上手で丁寧でした。

文体を使い分けていたとしたら、なかなかのものです。

マイケルが送ってくるのは、非常に紳士的なメッセージで、「かなり上手くやっていた」と言えます。

このおふたり(?)は、それ以上のやり取りをする前にWhatsAppブロックリストに入れました。

タンデムの方もブロックしたので、その後どのように話を持っていくつもりだったのかはわかりません。

(その後、タンデムのコミュニティをなにげなく見ていたら、マイケルの画像が違う名前で流れてきて、これも即ブロック)

したがって詐欺師だったとも断言はできませんが、アヤシイにおいはプンプンしていました。

 

アプリで学習パートナーを見つけるのは難しい

笑ってしまうのは、スチュもフランクもジョイも

SNSには危険がいっぱい!

誰と話すか、慎重に選ばないとだめ

と言っていたことです(あんたらに言われたくないわ)。

そして、アヤシイ人々は「Dear」とか「My dear」とかすぐに呼んできます。

(ジョイにも言われ、違和感を持ったので、知人のアメリカ人(X世代以上の男性)に

「女性同士でMy dearって使う?」

と訊いてみると

「間違いじゃないけど、19世紀の表現みたい」

とのこと)

ちなみに

  • 「ロマンス詐欺」
  • 「シリア 医師 詐欺」
  • 「Syria Scam」

などで検索するといろいろな記事が出てきますよ。

アメリカにも被害者がいるようなので、相手の英語だけでは見抜けないもののようです。

またタンデムでは、プロフィールに他の人のレビューが付きますが、もし好意的なレビューが複数、載っていても信用しないでください。

レビューは相手としばらくやり取りをすると付けられるようになるものです。

しかし私の体感では「まだどんな人か分からないなあ」という段階で、もう「○○さんとの会話はいかがでしたか?レビューを投稿してください」というメッセージが来ます。

したがってフェイクのレビューを作るのも簡単でしょう。

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そんなTandemですが、この人は信用できそうという出会いももちろんありました

例えば、カナダ人高校教師のアリソン。

2018年の夏、旦那様と一緒に訪日し、滞在中、写真などを送ってくれました。カナディアンには日本の蒸し暑い夏は厳しすぎたようです。

私が英語について質問すると、教師らしく丁寧に教えてくれました(残念なことに、メッセージのやり取りはあまり頻繁ではなく、数ヶ月で途絶えてしまいました。2019年7月追記:復活しました!またメッセージをやりとりしています)。

 

また、イタリア人のトニーは、こちらの家族構成などを一切訊いてこなかった珍しい人です異性は十中八九、独身か既婚か、子どもがいるかどうかを早い段階で訊いてきます。ええ、アラフィフの私にもね。出会い系アプリじゃないっつの!)

彼は、イタリアを旅行する時のアドバイスや訪れるべき場所を、たくさん教えてくれました。

ローマから1時間ほどの小さな町で、父親の薬局を継ぎ、子どもの頃からずっと住んでいる地域で今も毎日、近所の人にアドバイスしていると言っていました。

このプロフィールだけで、もう信頼度が上がります。

そしてとてもお喋り好き。イタリア人は概してお喋りなイメージがありますが、ひとつメッセージを送ると5つくらい返事が返ってきます。

彼とはクリスマスなどに挨拶する程度に繋がっていて、いつか本当に会えたりしたら、楽しいだろうなと思っています(引き続き、用心はするけどね)。

 

もうひとり。

昨日の記事で「詐欺師の設定あるある」を書きましたが、シリア駐在の外科医と名乗っていた人で、少し他とは違う雰囲気の人がいました。

名前は忘れてしまいましたが、この人も奥さんとは死別だか離婚だかで独身の50歳前後。

10代の娘をアメリカの寮に残してきているというあたりまでは、よくあるパターンだったのですが、こちらがメッセージを送ってもあまり返事が来ませんでした。来てもとても素っ気なかったり…。

印象的だったのは、私が「週末の予定はあるの?」と訊くと

「ないよ。ここはWar zoneだから

という返事が来たことです。

とてもバカな質問をしてしまった気分になったものです。

また別の時には、「なんだかここ(Tandem)にいる人たちを信用できなくなってきた」と言うと

「だったらやめればいい。そして心の平穏を取り戻しなよ」

とも。

もしかしたら、彼は本当にシリアで医師として活動していた人なのかもしれないなんて思ったりします(んなわけないか・・・)

いつの間にか、彼のアカウントは消えていました。

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私がランゲージエクスチェンジアプリで出会ったアヤシイ人については、過去記事の「【言語交換アプリの注意点・ランゲージエクスチェンジアプリに潜む詐欺師に気を付けて(前編)-スチュの例】」もどうぞご覧ください。

 

ランゲージエクスチェンジアプリで言語習得は、逆にハードルが高い

そんなこんなもあり、無料(もしくは数百円)で語学学習ができるアプリは、あまり私には有効ではなく、今のところ、話せる英語を学ぶ一番の方法

●NHK語学講座で自習

●オンライン英会話またはオフライン(meetup等)で実践

かなと思っています。

ランゲージエクスチェンジアプリで英語上達が難しい理由

1 いつでもやめられる→続かない

気軽なやり取りは、いつでもやめられるので、続かなかったとしても、金銭的に失うものはほとんどありません。

よほど気が合う相手に出会わない限り、継続してランゲージエクスチェンジアプリで学習を続けることは困難です。

2 お互いが本気でないと間違いを指摘し合えない→間違ったままになる

「エクスチェンジ」と言いながら、私は日本語でメッセージを送ってくる人には、ほとんど出会えませんでした。

また実際にやるとなると、お互いの間違いを指摘するのも、なかなか勇気がいります

多少おかしな表現でも、ネイティブは理解してしまうので、自分の間違いに気づくことができません。

言語教授的な内容を説明するのも、教師でない人間には難しいものです。

日本語を教えることを考えてみてください。

例えば

  • ひらがなの『は』は普通はhaと発音するが『私は』のときはwaと発音するのはなぜか
  • 『彼は』と『彼が』の違い、
  • 色の形容で『赤い』『青い』というのに『緑い』『黄い』と言わないのはなぜか

私は以前、他の言語交換でこういったことを聞かれて、説明するのに非常に苦労しました。

私は英語を学びたいのであって、あいにく日本語教師になりたいわけではないので、申し訳ないけれど、それらを説明するのにそんなに時間をかけるのはちょっと…と思ってしまいました(かといって、適当な答えは言えないし)

同様に、英語に関する質問に対して、相手がわかりやすく的確に解説してくれることを期待するのは、ちょっとハードルが高いかなと思います。

またお互いが相当の本気度で「言語を習得するぞ」と思っていないと、自分の母語の方がやはりラクなので、どちらかの言語に偏ってしまいがちです。

それはそれで、仲良くなれればそれも楽しいのも事実ですが、ある程度お互いのレベルがつりあっていないと、win-winにはなりにくいでしょう。

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3 友達同士の会話になる

外国人のSNS友達を作るにはランゲージエクスチェンジアプリは使えるかもしれません。

友人同士で使う言い回しもある程度覚えられるでしょう。

しかしSNSで使う砕けた表現ばかりを覚えてしまって、ビジネスでは使えないということにもなりかねません。

省略やスラングが多い話し方が癖になってしまうと、治すのはかえって困難です。

4 時間効率が悪い

SNSの性質上、いつでもメッセージが飛んできて、やり取りの止めどころが難しかったり、気付いたら長時間経っていたという場合もあります。

(一度、返事を返すのが遅くなり「何で無視するの?」とキレられたことがあります…。しかもほんの数分なのに。トラウマです)

時間に余裕のある環境であれば、それもまた良し、楽しめれば全く問題ないでしょう。

でも「かける時間」対「効果」を考えると、やはり講師のレッスンを受ける英会話スクールのレッスンや自習で、集中して学習する時間を区切った方が効率は良くなります。

以上のような点を理解したうえで、世界中に友達を作るという目的でランゲージエクスチェンジアプリを使用するのはアリだと思います。

ただししっかりと素性が確かめられるまでは、

「相手は詐欺師かもしれない」

という点は常に頭の片隅に留めておいてください。

相手を疑うのはかなしいことではありますが、身を守るためです。

本日も、長文にて失礼いたしました。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

(繰り返しになりますが、私がおすすめする英語学習法は「NHKラジオで自習」→「オンライン英会話で実践」です。DMM英会話、おすすめですよ)

こちらもどうぞ:言語交換ランゲージエクスチェンジアプリに潜む詐欺師に気を付けて-スチュの例

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