ニューヨークには数えきれないほどの宿泊施設があります。
近年はAirbnbなども広まっているため、宿泊施設によって価格や設備もさまざまです。
でもせっかく訪れるBig Appleニューヨークなら、贅沢な時間を過ごせるホテルにも止まってみたいもの。
ホテル・ステイが大好きな私は、8泊のニューヨーク旅行で4軒のホテルに滞在しました。
その中で最もラグジュリアスで感動したホテルが「1ホテル・ブルックリンブリッジ」です。
2017年春に開業したこのホテルは、エコに配慮しながら、贅沢な空間を提供。
憧れのニューヨークで忘れられない思い出が出来ました。
再び滞在できることを目標に、日々頑張っていこうと思える最高のホテルでした。
これからニューヨークに行かれる方の参考になれば幸いです。
※「1ホテル」はセントラルパークにもあります。この記事は、「1ホテル・セントラルパーク」ではなく、「1ホテル・ブルックリンブリッジ」のレポです。
※「目次」▼を開くと、見たいところにジャンプできます。
おすすめ高級ホテル「1ホテル・ブルックリンブリッジ」in NY体験レポ!
別格の1ホテル・ブルックリンブリッジ宿泊体験inニューヨーク
近年、日本からの観光客にも人気のブルックリンBrooklyn、私たちも2019年GWの旅行で1泊だけ滞在しました。
泊ったのは、ブルックリンブリッジのすぐそば、ブルックリンハイツにある
1(ワン)ホテルブルックリンブリッジ 1 Hotels Brooklyn Bridge
です(1ホテルは、マンハッタンのセントラルパークにもあります)。
2017年4月22日アースデイにグランドオープンした新しいホテルです。
まだ口コミも少ないと思いますが、泊まってみるとさすが話題のホテル!
エココンシャスかつラグジュリアスな、とーーーっても素敵なホテルだったので、レポしたいと思います!
このホテルを、そもそもどうやって探し当てたか、というと
ニューヨークに行くなら、ブルックリン側からマンハッタンの夜景も見たいよね♪
でも暗くなってから外を出歩くのは、治安を考えても不安だな…
なら、キレイな夜景が見えるホテルに泊まっちゃおうよ!!
それはいい考えだ!!そうしよう♪
夜景、ゆっくり見たいもんね!!
ということでBooking.com(ブッキングドットコム)を検索し、ブルックリン地区のホテルを探したのです。
冒頭でお話したように、ニューヨークでは4軒のホテルに滞在しました。
他の3軒は、物価の高いNYでもわりとリーズナブルな価格帯。
でも「旅の終わりに最高のホテルにも泊まってみたいよね!」とリッチなホテルを選択肢に入れることに。
そして、Booking.comでこのホテルのイメージ画像を見て「ここに泊まりたい!」と一目惚れしてしまいました。
Booking.comの画像は著作権等の関係でここには貼れませんが、このアングルの景色です。
これぞ憧れのマンハッタンの景色!
夜景も綺麗に見えそう!
そして、いざ宿泊当日。
期待に胸をふくらませ、到着したところで見えたのがこのロビーです。
ニューヨーカーが談笑しています(それとも旅行客?)。
1ホテル・ブルックリンブリッジ・スイートルームのラグジュアリー&リラクシングな空間
部屋に到着し、まずはベッドルームへ。
スイートの名にふさわしいラグジュリアスな雰囲気で、大満足です。
このハンモックがとにかく気持ちいい!
乗ったら最後、もう動きたくなくなるくらい快適で、たくさん歩いて疲れた体が溶けていくようでした。
3人で争奪戦です。
時間の関係で、全員が心ゆくまで揺られることができなかったので、もうこれは再訪決定ですね。
次は連泊を狙っています(むしろ住みたい…)。
はじめリビングにはこの↑ソファだけで、ベッドがありませんでした。
「誰かひとりは、ここで寝ることになるのかしら」
と思ったら、ちゃんとベッドに作り変えてくれましたよ!
たまたまホテルスタッフが部屋に来た時、「ベッドが1人分、足りないんだけど」と聞いてみたのです。
すると別のスタッフが来て、こうして↓作ってくれました。
(もし3人以上で宿泊する際、誰も来ないようならフロントにベッドメイキングを依頼しましょう)
そして、じゃーん!
素晴らしい!
ぴしっと気持ちよくシーツを敷いてくださいました。
係員さんが作業している間
「こういう時、きっとチップを渡すのよね」
と紙幣を握り締めて、作業が終わるのを待っていたのですがw、仕事が終わるとメイドさんはさっさと部屋を出て行こうとします。
呼び止めて紙幣を渡すと、ちょっとぎこちなく笑って受け取ってくれました。
このホテルでは、チェックアウト後に荷物を預かってもらったので、それを受け取りに行った際もチップを渡したのですが、その時もチップは期待していなかったような反応でした。
ん?チップ、いらなかったのかな?ま、いいよね、渡さないよりは。
1ホテル・ブルックリンブリッジ 窓からの景色も宿泊料のうち
そして、こだわった景色がこちら。
窓の外にはブルックリンブリッジとマンハッタンが見えます(ベッドルームからの景色)。
ロウアーマンハッタン方向の眺めです。
左手に、小さーく自由の女神が見えます。
これこれー!!この風景が見たかったの!
ハンモックで揺れながらこれを眺めるのは、本当に最高でした!
そして夜景です。
この日は霧が出たり雨も降ったり、あまりお天気は良くありませんでしたがそれでもこの美しさ!
これぞ期待していた「マンハッタンの夜景」です!
そしてこの1ホテル・ブルックリンブリッジ、隣にはとても素敵なレストラン「The River Cafe(ザ・リバーカフェ)」(ミシュラン1つ星)があります。
私たちも1ホテルに泊まった夜のディナーは、The River Cafeを予約しました。
「ニューヨークのホテル・バスアメニティ比べ!ザホテル@タイムズスクエアや1ホテルブルックリンブリッジなど」に、少し書いています。
1ホテル・ブルックリンブリッジのエココンシャスなインテリアとアメニティ
ホテルステイではバスルームも重要な場所ですね。
バスルームのドアは全面ガラスでした。
バスルームの壁、タオルハンガーの下には
「だいたいみんな、滞在中は同じタオルを続けて使うよ。あなたもこの運動に参加してくれるなら、タオルはここに掛けといてね♪」(意訳)
と書かれていました。
下の画像は、タイムズスクエアで泊まったホテルにあったプレート▼
「地球を守ろう!基本、タオルとシーツは替えないので、タオルを替えてほしい時は床に落として。シーツを替えてほしい時はベッドにこの札をおいてね(再び意訳)」
ニューヨークは、エコに敏感ですね。
うん、タイムズスクエアのホテル▲は、サイン自体にもリユース感があって、ポリシーを感じますね。
1ホテルでも、シャンプー、ボディソープ類は詰替えボトルでの提供でした。
香りは落ち着きのあるシダー&ベチバー(ウッディグリーンノート:木や草など緑の香り)で統一されています。
(香りマニアの私は、こういうところがめっちゃ気になる!)
バスルームの鏡に、綿棒とシャワーキャップが茶色い紙袋に入って、クリップで留められていました。
紙袋には「綿棒あるいは・・・」と他の使い方が書いてあって面白かったです。
綿棒は
- ストローダーツ
- ジオラマの木
- キーボードクリーナー etc…
シャワーキャップは
- カメラカバー
- 靴下や靴入れ
- 自転車のサドルカバー etc…
「想像力を働かせて使って!」
トイレさえもスタイリッシュ(?)そしてシンプルです。
でもこのトイレ、鍵がちょっとおかしくて…。
壁の両側が扉になっていて、片方は部屋の入口側、もう片方はバスルームに続いていたのですが、鍵をかけてもバスルーム側からだと簡単に開けられてしまい、鍵の意味があまりありませんでした。
仕方なく、トイレに入る時は
「今、入ってるからね~」
と声を掛け合うという…^^;
バスルームはガラス張りだし、トイレの鍵もうまくかからないし…。
もしかするとお友達同士で宿泊する時はちょっと気を遣うかもしれません。
クローゼットにはアイロン、アイロン台、そしてヨガマットも備え付け。
ニューヨークでは水道水を飲むことはありませんでした。でもこのホテルは客室にウォーターサーバーも!
せっかくなのでお水はここから頂きました。
「NYは水道水も飲めるよ」とガイドブック等にも書いてあります。
しかし私は、東京の自宅でも何年も水道水を飲んでいないので、旅行中もずっとミネラルウォーターを買っていました。
部屋にフィルターウォーターサーバーがあるのは、ホントに有難かったです。
ホテルのエントランス(ロビーの前)にもウォーターサーバーはありました。
ワンちゃんの分もね^^。なんだか、こういうところ、ニューヨークらしいと思ってしまいます。
ちなみにこのホテルは、ペットを連れての宿泊も可です。
ルームキーも木でできていましたよ。徹底していますね。
どうしてこれで鍵が開くのか、仕組みは私には「?」です^^;
1ホテル・ブルックリンブリッジの朝食は1階レストランThe Ospreyで
朝食は、ホテル1階のレストランThe Ospreyで頂きました。
メニュー、目移りします・・・。
オーバーナイトオーツも気になるけど、私はフレンチトースト$19をチョイス。
ちょーっとだけ甘みが強すぎたかな・・・。でも美味しかったです。
こちら▲はANCIENT GRAIN BOWL。
ポーチドエッグとスモークベーコン、アボカドディップがのったグレインボウル(穀物の丼w)$21です。
レストランの名を冠したOSPREY BREAKFAST($24)▲は卵2つにポテト、ローストトマト、ベーコンがのっていました。
宿泊料は朝食込だと思っていたのですが、3人の注文で「$50を超過した分はチャージ」されるとのことでした。
フロントの奥にはカフェもありますよ。
宿泊客以外に、ニューヨーカーも普通に利用しているようでした。
お土産に1ホテルオリジナルの香りのミニキャンドル
カフェの一角に、ホテルのオリジナルグッズが少し置いてあったので、ミニキャンドルを買いました。
1ホテルオリジナルの香りのキャンドル、$20。
シアー・ムスク、ツリーモス、ユーカリプタス、シダーウッド、オークモスのウッディ調で落ち着く安らぎの香りです。
(同じキャンドルが客室にも置かれていました)
1個しか買わなかったので、ちょっと使うのは勇気がいるかもw。
今はPCデスクの上に置いて、疲れた時、この香りで癒されています。
「また行くぞ!」というモチベーションにも。
キングベッド・スイートルーム(52㎡)1泊3名・朝食分を入れトータルで、日本円にして90000円くらいだったと思います(支払いは私ではなかったので正確な数字が分かりません…)。
このグレードならこのお値段も納得できるのではないでしょうか。
しかしこの1泊で、その前夜までタイムズスクエアで宿泊したホテル3泊分!の料金でした・・・。
(注:季節等により、宿泊料金は変動します。この記事を書いた5月26日に、7~8月の空室を検索したところ、上記の倍!ほどの宿泊料金になっていました)
【1ホテル・ブルックリンブリッジ】公式HPでの予約方法
1ホテル・ブルックリンブリッジはBooking.comで予約できます。
しかし私たちは「せっかくなら、景色の良い部屋に確実に泊まりたい」と、1ホテル公式HPから予約しました。
夜景を見るのがこのホテルを選んだ理由の一つだったのですが、公式HPなら上層階、橋側を指定して予約できます(2019年6月時点:英語での入力になります)。
下の画像、黄緑の枠内が私たちが宿泊した部屋タイプです。
スイートの画面右の
Skyline 1 Bedroom Suiteを選択(TOPページからSLEEP→Suites→Skyline 1 Bedroom Suite)します。
キングサイズベッド1台とソファベッド1台、リビングスペースにはハンモックが掛かっているお部屋です。
上層階指定(Move on up)$29追加、橋側指定(By the Bridge)$39追加で、必ず景色が良い部屋になるようにしました。
(2019年5月27日追記:試しに同じ部屋タイプで予約画面を見てみましたが、「橋側指定」はオプションに出なくなっています)
NYのホテル宿泊料金は1部屋あたり(1人当たりではなく)
ところで宿泊料金は、日本では1人当たりでチャージされますが、NYは1部屋あたり料金です。
定員以内(このお部屋の場合は4人)で宿泊すれば、日本の同じグレードのホテルより割安になる場合も。
定員数が多めなのもアメリカンサイズということでしょうか。
またBooking.com等で宿泊プランを見ていると、連泊した場合は、単純に2倍3倍…されるより若干、お安くなるようです。
とはいえ、この「1ホテル」は気軽に泊まれるお値段でないのも確か…。
1ホテル・ブルックリンブリッジへのアクセス
ホテル選びには、交通アクセス情報も重要ですね。
1ホテル・ブルックリンブリッジはマンハッタンではなく、その名のとおりブルックリンブリッジにあります。
(1ホテルはセントラルパークにもあります。そちらは「1ホテル・セントラルパーク」です)
1ホテル・ブルックリンブリッジへのアクセスは少し不便かも【地下鉄駅から徒歩7~10分】
1ホテル・ブルックリンブリッジまで、地下鉄の駅から少し歩くので要注意点。
High Street Brooklyn Bridge駅から約7分、Clark Street Subway駅から約10分です。
坂もあるので、重いスーツケースを持っていると辛いかもしれません。
私としては、窓から見るマンハッタンの景色が憧れていたNYの風景そのものだったので大満足。(お天気がイマイチだったのが残念)
次は必ず連泊して、ハンモックに心ゆくまで揺られようと決意しました。がんばるぞ!
1 Hotels Brooklyn Bridge
60 Furman St, Brooklyn, NY 11201
Reservations: 833.625.6111
Hotel: 347.696.2500
Fax: 347.696.2599
おまけ 1ホテルは地下トイレもスタイリッシュ!ルーフトップも人気らしい
地下1階のトイレは宿泊客じゃなくても入れます。
男女一緒(ジェンダーフリー?)で、ドアごとに男性マークと女性マークが付いて区別されていました。
(男性が入ってきてちょっとギョッとしましたが…^^;)
内装も木を使ったナチュラルな雰囲気でした。ここにあったハンドソープも客室にあったのと同じものです。
1ホテルのルーフトップにはバーやプールがあって、ニューヨーカーにも人気だそうです(私たちは行きませんでしたが)。
ルーフトップラウンジHarriet’s Rooftop & Loungeの公式ページはこちらです。。
(もったいないなぁ、せっかく泊まったのに、ラウンジに行かないなんて。次は行こう!ぜったい!)
ぜったい、また行くぞ!
そのために毎日、頑張ろう!!