アメリカ入国のためのESTA(電子渡航認証システム)インターネット申請の入力時、準備・確認しておくとスムーズなこと

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New York 旅行
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ニューヨーク旅行に備え、ESTA(電子渡航認証システム)取得申請、無事完了

【ご注意ください!】

米国への渡航の際のビザ申請については、ESTA申請公式サイト: https://esta.cbp.dhs.gov/ を利用することを推奨します。申請手数料は2024年2月19日現在、21ドルです。

本記事は、私の体験をもとに執筆し、手数料は当時の為替で1588円でした。しかし読者の方からのご指摘を受け、本記事で紹介していた申請サイトへのリンクを削除しています(ご指摘くださりありがとうございました)。

ESTAは公式サイトからお申し込みください。またESTAに関する詳細は「在日米国大使館と領事館」の「ESTA(エスタ)申請」のページをご確認ください。

2019年は15年ぶりの海外旅行。ニューヨークへ行くため、ESTA(電子渡航認証システム)取得申請をしました。

アメリカに行くのは今回で3度目ですが、間が空いたので、前回までとはいろいろ違う部分もあり、気持ちとしては初めての海外旅行のようなものです。

ESTAというシステムも2009年1月から義務化されたとのこと。

申請のための入力時に、「こんなことも訊かれるのね」と思った箇所がありましたのでシェアします。

ちなみに申請サイトに行くと出発の72時間前までに申請するようにと赤字で表示されています。

認証から2年間有効とのことですので、渡米が決まったら早めの申請がおすすめです。

渡米前の手続き・ESTA取得申請を入力する前に確認・準備すること

ESTA申請サイトの表記(質問)は日本語ですが、記入(自分の答え)はアルファベット(ローマ字)でします。

2024年2月19日追記:ESTA公式サイトは英語表記です。

これからESTAを申請する方は、自分の個人情報以外に以下のようなことを事前に確認し、すぐ入力できるようスタンバイしておくとスムーズにできるでしょう。

※申請の画面はゆっくりやっているとタイムアウトになってしまい、また最初から入力し直さなければいけなくなります。

  • 出生した市区町村名
  • 両親の名前
  • 緊急連絡先(=あなたがアメリカにいる間に何かあった場合に連絡する誰か。アメリカ国内外どちらでも可)名前と電話番号、電子メールアドレス
  • 海外での滞在先の名前、住所、電話番号(滞在するホテルで可)
  • 現在の勤務先または以前勤務していた雇用主の名前、住所、電話番号
  • 手数料(2024年2月19日現在21ドル2019年現在US$14。請求は円に換算されます)の支払いをするPaypalアカウントかクレジットカード情報

入力しながら心の中でいろいろツッコんでしまいました。

  • 出生した市区町村って、なぜ「市区町村」?「都道府県」じゃないの?
  • 合併して名前が変わってたらどっちを書くの?
  • 緊急連絡先が高齢の親などで電子メールアドレスがない場合もあるのでは?

などなど。

ちなみにすべて入力必須項目です・・・。

2019年3月11日追記:「市区町村」は「都道府県」でも良いそうです。

また「市」や「区」に当たる言葉は入れるべきなのだろうかと悩みましたが、これも

「出生した市は重要事項に該当しておりませんので、簡易的な表記の仕方でも審査に問題はありません」

とありました。

わからなければ「UNKNOWN(不明)」でも可とのことです。

就業先って、一度も就職していない人はどうするのかしらん。

または退職して何年も経っていても、「勤務経験がありますか」に「はい」を入れたらその時の勤務先詳細を記入しないといけないのでしょうし、かといって「いいえ」を入れたら嘘になるし。

2019年3月11日追記:上記サイトによると、

「米国では海外からの移住者による不法就労対策の一環として、渡米される方の勤務先情報開示を推奨しております。勤務先情報を開示いただくことは渡米される方が米国へ移住する意思がなく、速やかに帰国する事を証明する一助となりますので、ご理解をお願いします」

とのことでした。

つまり勤務先や以前の勤め先を記入するのは「働くためや移住するためにアメリカに行くんじゃないよ」ということを示すためのものだそうです。

既に辞めた勤務先を書くことがこれに繋がるのだろうかという素朴な疑問・・・。

公的手続きって、いろいろあるんですねー。

ちなみに電子メールアドレス(GmailでOK)を入力する箇所はありますが、申請が完了したという確認のメール等は来ません。

したがって申請完了したら画面をプリントアウトしておくことをおススメします。

(私は心配性なので、言われなくてもプリントアウト…)

申請完了画面でも、印刷を推奨されます。

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「適格性についての質問」もあります

それより「え?」と思ったのは「適格性についての質問」です。

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1)あなたは身体的あるいは精神的な疾患がありますか、(後略)

「疾患がない」って言い切れる人って、日本の全人口のどれくらいでしょう・・・。

この場合は「渡航や米国滞在に差し支えるような疾患」という意味だと理解していますが

「私は毎日、血圧の薬とか飲んでるけど、ここは『いいえ』でいいのね?後から『薬飲んでる人はダメ!』とか言われない?」

とちょっと迷ってしまいました。(大丈夫みたいです…)

ところで今回、ESTA取得は、一緒に旅行する息子のGoサインを待ってから申請しました。

なぜかというと、彼は数年前にしばらくイランに滞在していたことがあったから。

イランなど中東の一部の国に渡航歴があるとESTAから渡航認証を取得することができません。米国大使館まで行って面接を受ける必要があります。

(これからイランにもアメリカにも両方行きたいという方は、この縛りがあるため、先にアメリカに行くのがおすすめです。もちろん「手続きや面接なんてへっちゃら~」な方はその限りではありません)

適格性に関する質問の9番に、こんな文章が記載されています。

9)2011年3月1日以降、イラク、シリア、イラン、スーダン、リビア、ソマリアまたはイエメンに渡航または滞在したことがありますか?

彼の場合、申請時には「これまでアメリカに入国したことがあるか」などの質問に答えたり、両親の生年月日も入力する他、戸籍謄本も必要だったようです。

でも大使館での面接自体は

「どうしてイランに行ったの?」

「どうしてニューヨークに行きたいの?」

とだけ訊かれ、30秒ほどで終わったそうです(30秒って!)。

こういう公的手続きって、自分でやってみると勉強になりますね。

ESTA申請手順については在日米国大使館・領事館のHPで動画(再生時間5:37)で説明されています(ここに動画を埋め込んでいたのですが、エラーが出るようになってしまったので削除しました。YouTubeで「ESTA」で検索すると出てきます)

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無事、認証承認され さあ、これで行けるぞ!

それにしても、このような手続きさえもインターネット経由でサクッとできてしまうなんて、便利な世の中になりましたねー(なんかすごく年配の人みたいな発言。おかしいなぁ、まだ若いのに)

そして申請後、この記事を書いている間に、

出生した市区町村名に「市(-shiまたはcity?)」を入れた方がよかったかな?

と思って戻ってみたのですが、すでに

「認証が承認されました」

となっていました(早っ!申請から1時間経っていないと思います)。

「市」は付けても付けなくてもよかったようです。

上述の通り、申請が完了した時も、認証が承認された時も、確認メール等は来ません画面をプリントアウトしておきましょう。

※2019年5月14日追記:ちなみに、アメリカ・JFK空港での入国審査の際も、プリントアウトしたものを見せる必要はありませんでした。

「承認」の文言の下には、申請時になかったロゴとメッセージが出ています。

「今日米国への渡航計画を開始するにあたり、VisitTheUSA.com米国の「旅行およびツーリズム公式ウェブサイト」にアクセスして下さい。

楽しいご旅行を。米国訪問を歓迎します。

わーい、歓迎されちゃったよ~ん♪

VisitTheUSA.comオフィシャルサイトを見てみると、たくさん旅行情報が載っています(日本語です)。

先ほどまでのお役所的雰囲気から、一転、フレンドリーでカジュアルな歓迎ムード

デフォルトとわかっていても、なんだか嬉しくてワクワクしてきました。

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前のパスポートを見てみたら、最後に海外に行ったのは2004年3~4月でした。

(10年くらい前かな~と思っていたら、もう15年も経つわけです。まぢか・・・Time flies)。

15年あれば世界にも自分自身にもいろいろな変化があります。

そらそうだ、ハイハイしていた赤ちゃんが高校に入学するくらいの時間ですもの。

15年前の証明写真を見ながら(若いわ・・・)、つい感慨にふけってしまいました。

よし、ESTAも終わったし、がんばるぞ。

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