【海外旅行準備】お薬編-服用中の薬と病気の名前を英語で調べておこう

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旅の準備
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飲んでいる薬のことを英語で説明できますか

常用薬の名前と病名を英語でメモしておくと安心

楽しい旅行中、帰宅までずっと元気で無事に過ごせるに越したことはありませんが、旅先では何があるか分かりません。

持病をお持ちの方もいらっしゃると思います。

もしお薬を旅行に持参する場合や、医師の診察を定期的に受けている場合は、それらを現地の言葉でメモしておくと安心です。もし現地の言葉が難しい時は、英語で大丈夫です。

お薬には、世界共通の「一般名」と言う英語の名前があります

また病名も、英語であればどこの国の医療機関でも理解してもらえると思います。

薬の名前には成分名・製品名がある‐メモしておこう

私たちが飲んでいる薬には、(だいたい)2つの名前が付いています。

開発した製薬会社が付けた「製品名」と、有効成分となる化学物質の名前である「一般名」です(ジェネリックと呼ばれている薬には「一般名」しかありません)

例えば、胃薬の「ガスター」は「製品名」で、その「一般名」は「ファモチジン」といいます。この場合、「ファモチジン」の方を控えておけばOK。

検索エンジンで調べると、ガスターは英語でGasterであり、ファモチジンはfamotidineであることが分かります。

薬局でお薬をもらう時にくれる説明の紙がありますよね。

薬の見た目がわかる写真などとともに、薬剤名、薬効(何に効くのか)、飲み方(1日1回朝など)、使用上の注意などが書かれていると思います。

その紙に、調べた英語名を記入して持参すると安心です(上記のとおり、一般名の英語の綴りがわかると尚可です)。

また同じ紙に、何のために飲んでいるか病名等も書いておくとより安心です。

これもだいたい検索エンジンで調べられます。

万が一の時、海外で医師の診察を受けることになった場合、メモさえしておけば、話さなくても(話せない状態だとしても)、間違いなく飲んでいる薬を医療従事者に理解してもらえます。

(いつでも見せられるようにしといてね。パスポートと一緒にしまうとか)

薬がかぶると怖いよ

「薬」は一歩間違えれば「毒」になります。

もしあなたの持病が悪化したとして、すでに飲んでいる薬があることを知らずに医師が薬を投与したら、効果が強く出過ぎる場合があります。

例えば、患者がすでに血圧の薬を飲んでいることを知らずに、医師が降圧剤を投与した場合、血圧が下がり過ぎてしまう恐れが。

また薬同士には相性もあるんです。

一緒に使ってはいけない薬が決められている場合、それらを同時に投与すると、深刻な副作用が起きる危険性があります。

薬の名前を伝えれば、医師はあなたの持病が何なのか、ある程度、理解してくれるでしょう。

しかし薬剤によって「適応」(=すべての薬について「どの疾患に処方してよいか」の基準が決められており、国が許可を出した疾患に対してのみ処方してよいことになっています)はひとつだけとは限らないので、やはり薬剤名、病名の両方を控えておくと安心です。

もし「特に医者に掛かっている病気はないよ」という方、素晴らしい!健康は、かけがえのないものですね。羨ましい限りです。どうかお怪我に気を付けて。

年齢が上がるにつれ、「一生、付き合っていく病気」も出てくるのが現実。

普段の生活では、つかず離れず(?)いられても、旅先で環境が変わることによって、病気の状態も不安定になる場合があるかもしれません。

紙切れ1枚にメモしておけば、旅先で医療を受けることになっても安心ですね(心配しすぎかもしれませんが・・・汗)

お役に立てれば幸いです。

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