SNSが盛んな現代社会。
TwitterやInstagramで簡単に人と繋がれますが、一方で「SNS疲れ」という言葉もあるように、精神的に消耗してしまうこともありますね。
楽しいんだけど…ちょっと疲れる。モヤモヤすることもある。
そんな思いを抱えている方も多いと思います。
「SNSでなんだか疲れちゃったな」という方におすすめの本を見つけたのでご紹介しますね。
SNS疲れにおすすめ『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』
誰かの言った一言がエンドレスで頭の中に響き、何日もそのことを考えてしまう。
そんな経験はありませんか。
繰り返し思い出すことで、何度も傷つくのに、思い出さずにいられない。
どうしてもそこから思考を引きはがすことができない・・・。
著者のJamさんは、人間関係で嫌な思いをして、なかなか気持ちを切り替えられずにいた時、友人から、タイトルの言葉を言われたそうです。
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
相手はすっかり自分の言ったことなんて忘れて、美味しいパフェを楽しんでいる。
なんならインスタに上げてたりするかも。
嫌な気持ちを引きずって、今この時も気にしているのは自分だけ…。
恋するように、寝ても覚めても、嫌な相手のことを考える必要はありません。
「恋するように」!?
確かに!
忘れる瞬間がないほど、思い続けてしまうのって、恋と同じですね。
自分が思うようには、相手は思っていないって、ポジティブにもネガティブにもありがち。
また私たちが生きる現代は、SNSで簡単に繋がれる時代です。
物理的にも社会的にも、遠く離れた人に言葉を届けられる、それ自体は素晴らしいことですが、あまりに簡単に発信することができるために、顔や名前を明かさずとも、面と向かってなら言わないことを気軽に送信できてしまうツール。
そんな危険をはらんだSNSの他、人間関係、職場、自分のモヤモヤについて、考え方のヒントが64個、書かれています。
それぞれ1ページ目は4コマ漫画。
その後、分かりやすい例えや著者の経験とともに、目から鱗が落ちるような言葉が綴られています。
心に響いたものをここに書きだすことはできませんが、手帳に書き写したものは見開き2ページになりました。
余談ですが、心に響いたフレーズを書き写すのっておすすめですよ。
後から見返すこともできますし、手を使うことでしっかり頭にインプットされます。
人は、人と関わらずに生きていくことはできません。
そして関わりができると、どうしても摩擦やすれ違いも起きてきます。
そんな時、心がすっと軽くなるように、あるいは心を守るために、どう考えればいいか…。
スピーディに物事が進む現代日本で、疲れてしまった心を癒してくれる一冊です。
Jamさんのその他の本はこちら▼
ゆるかわのパフェねこさんで、ごちゃごちゃした気持ちをお片づけして、部屋もスッキリ!しましょう。