TOEIC L&Rの勉強「何やったらいいの?」まずは公式問題集がおすすめ

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TOEIC S&W/L&R

就職活動や転職活動をするうえで、英語ができるとやはりなんだかんだ有利です。

例えば私自身、50歳になる直前に未経験から英語を使う仕事に就き、人生初めてのフルタイム勤務にもかかわらず報酬は最初の1年で年収320万円以上、さらに1年後には400万円を超えました。

それが可能になったのは英語を使う仕事だったからだと思っています。

そうした英語を使う仕事に応募する際には、やはりTOEIC L&R(リスニング・リーディングテスト)のスコアはあった方がいいですね。

職種にもよりますが、800点以上あればある程度の英語力があることをアピールできます。

そしてTOEIC L&Rで高スコアを取るには、やはり準備や勉強が必要です。

例えば問題のスタイルを知っておくだけでも気持ちに余裕ができるため、かなり有利になります。

 

この記事では「これからTOEIC L&Rを受けよう」と思っている方や、「何度か受けたけれどどうもスコアが伸び悩んでいる」という方へ、どんな対策をしたらいいかをお伝えします。

結論は「まずは公式問題集」です。

ちまたにはたくさんの問題集・攻略本が出ていますが、まずは公式問題集で「敵」を知りましょう!

※「目次」▼を開くと、見たいところにジャンプできます。

TOEIC L&R対策に公式問題集がおすすめな理由・6つ

TOEICを受けてみようと決めたものの、

何から勉強すればいいかわからない!

という方もいらっしゃるでしょう。

 

手始めには、迷わず「公式問題集」をおすすめします

(下は2020年3月時点で最新の公式問題集)

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6
国際ビジネスコミュニケーション協会
¥3,300(2024/12/03 06:39時点)

公式問題集をおすすめする理由は以下の通りです。

 

  • ナレーターが本番と同じ
  • 問題の作り・サイズが本番と同じ
  • 「2時間」に慣れる
  • ひねった問題が少ない
  • TOEIC頻出単語・語句・文法とともにリスニングも鍛えられる
  • 参考スコア範囲換算表でスコアの目安がわかる

 

追記:2回分の模試が収載されている問題集だと、すこしボリュームが大きすぎて取り組みにくいと感じられるかもしれません。そんな場合は、ボキャブラリー等の公式教材が細切れ時間にも取り組めて便利。後ほどご紹介します)

順にご説明します

※なお今回はL&Rについての記事ですがS&Wもやはり公式がおすすめです。よろしければTOEIC S&Wを受験したときの過去記事▼をご覧ください。

 

1. TOEIC L&R公式問題集はテスト本番と同じナレーター

TOEICテストの英語は、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアの4ヶ国のナレーターにより収録されています。

公式問題集の音声は、本番も担当しているナレーターだよ

それぞれの国の中にも、日本と同様、方言もあると思いますが、公式問題集のナレーターは本番の音声も担当している方々です。

その発音に慣れるためには、公式問題集に取り組むこと!です。

2. TOEIC L&R公式問題集は問題の作り・サイズが本番と同じ

TOEICは第1回からずっと同じ形式ではなく、数年ごとに形式を変えてきています。

また問題の傾向等も、公式なら最新のものが手に入ります。

最新の形式を把握しておこう!

形式が変わる前の非公式問題集、単語集にも良いものがたくさんありますが、「最新の傾向・形式」について言うなら、やはり公式には勝てません。

1冊に2回分が収録されており、サイズも本番の問題用紙と同じ大きさです。

3. TOEIC L&Rテスト本番の「2時間」に慣れる

TOEIC L&Rはリスニング約45分間、リーディング75分間の計約2時間で行われます。

2時間は結構長いですよ

集中力を切らさず問題に取り組む訓練は、やはり実際に時間を計ってやってみるのが一番です。

「慣れる」ことは、本番で緊張しすぎず、能力を最大限発揮するために大切です。

4. TOEIC L&Rテスト公式問題集はひねった問題が少ない

非公式の問題集はひねった問題が含まれていることがあります。

700点台から上を目指すのであれば、そのようなひねった問題も解けるテクニックを教えてくれる問題集もよいかもしれません。

しかし初めて受ける方には、公式問題集をおすすめします。

まずは「基本」を知ること。

何に挑戦したり、習得したりするにも、基本は大事です。

5. TOEIC頻出単語・語句・文法とともにリスニングも鍛えられる

TOEIC公式ですから、出てくる単語・語句・文法は、テストの際に出てくる確率が高いと考えられます。

 

実際のテストに出てこないような問題を公式問題集に掲載したら、それこそ「問題」ですよね?

 

上述のとおり、本番と同じナレーターによる収録ですので、CDを繰り返し聴けばリーディング・リスニングの両面から鍛えられます。

6. 参考スコア範囲換算表で取れそうなスコアの目安がわかる

問題集の別冊になっている『解答・解説』編には、参考スコア範囲換算表が付いています。

問題を解いてみて、だいたいどのくらい取れそうか、目安がわかります。

実際に2時間で問題を解いて、予想スコアを出してみよう!

必ずしも実際のスコアと一致しないかもしれませんが、実現可能な目標を立て、勉強を進めるのにも役立ちます。

TOEIC L&R公式問題集は2,3,4,5が人気

新形式に対応した公式問題集は2020年3月時点で6冊出版されています。

※TOEICは2016年5月から問題形式が変わり、それ以降の形式は「新形式」と呼ばれています。これから学習するなら「新形式」に対応した問題集を選びましょう。

Amazonのレビュー等から見ると、2、3、4、5、6の人気が高いようです。新しい順に並べてみます。

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「TOEIC L&R公式問題集はまだちょっと…」という方にもおすすめの公式ボキャブラリー教材

ここまでTOEIC L&R公式問題集をおすすめしてきましたが、模試が2回分収録された問題集は、1回分2時間を確保しないといけません。

公式問題集に取り組む難点は、連続して勉強時間が確保できるかどうか…

取り掛かるにも心理的にプレッシャーがありますね。

採点と見直しを含めると3~4時間を確保しないといけないのもネックです。

そこで、模試を受ける前の基礎英語力づくりに、以下の公式教材をお勧めします。

※以下の問題集は、すでに600点前後のスコアが取れていて、さらに上を目指す方には簡単に感じられるレベルです。ご注意ください。

TOEICテスト 公式問題で学ぶボキャブラリー


TOEICに出てくる「覚えておきたい語句」が200、例文とともに収録されています。

単語単独ではなく、センテンスの中で、音声とともに学習するので、非常に有益です。

難易度も易しめ。

 

TOEIC Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック

こちらは、2019年6月25日発売のボキャブラリーブックです。
公式HPには以下のように説明されています。
過去のテストを分析し、出題頻度の高い1,000語を抽出しました。
品詞別に名詞500語、動詞250語、形容詞・副詞ほか250語を収録しています。
さらに、複合語やセットフレーズなど155語を合わせて全部で1,155語の頻出語を学べます。
またTOEICテストでは、問題集はテスト終了後回収されてしまうので、問題を見ながら見直すということができません。
しかしこの単語集は実際に出たままの例文で学べるとのこと。
全単語に過去のテストで出題されたフルセンテンスの例文が付いているので、日常やビジネスで役立つ英語表現が学べます。
TOEIC Listening & Reading Testの良質な英文を学ぶことで、受験時だけでなく、実践で活きる英語力を高めることが可能です。
電子版も同時発売とのことですので、より身軽に、移動時間などにも学習できるようになりますね。
以上、これからTOEICテストを受ける方に向けて、お勧めの公式教材をご紹介しました。
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