英語ライティングをする時、単に日本語を英語に訳すだけではなく、英語らしく響く英文を書きたいものですね。
私自身、英文を書く練習を続けていて、これまで仕事で和英翻訳をしたり、TOEICスピーキングライティングテスト(S&W)でライティング190/200点を取得したりしました。
そんな私が、直訳調ではない英文ライティングの勉強におすすめの本を紹介します。
英語らしい英語を書きたいなら遠田和子先生に学ぼう!
その名も「究極の英語ライティング」
TOEIC SWテスト・ライティングスコア190点(200点満点中:2019年2月受験)の私がおすすめする英語ライティングの本です。
以前、翻訳スクールの通信講座を複数受講し、日英英日の翻訳を学びました。
受講したジャンルは主に医学薬学分野だったのですが、その他のジャンルも学習歴があります。そうした翻訳学校で英訳の教鞭をとられているのが遠田和子先生です。
私もセミナーで一度、講義を受けたことがあります。元気で溌溂とした明るい先生です。
英文を書く力は生まれながらの才能とは関係のない、誰にでも身につけられる「技術(art)」です。
遠田先生の本には、「英語らしい英語」を書くヒントが詰まっています。
こちらは遠田先生の本の中では2019年4月の時点で最新刊です。
【本書の目標】効率良く情報を伝達するための発想を身につける
遠田先生の英訳指南の本をおすすめするもうひとつの理由は、ネイティブの岩渕デボラさんが英文校閲を担当しているからです。
私は英会話でもそうですが、「ネイティブに習う」ことにこだわりがあるので、ネイティブ感覚で保証されているとグッと安心感が高まります。
過去記事:ネイティブ講師にこだわる私の理由-DMM英会話でTOEIC SW対策レッスン(7)
岩渕さんの「英文校閲者のことば」に以下のような一文があります。
ネイティブでも『究極の英語ライティング』に詰まっている知恵の引き出しを開けると、毎回新しいたんすを作り直す必要がないことを実感しました。
簡潔で明快な英文は正しく伝わります。
日本語と英語とではご存じの通り、文の構造も発想もかなり違います。
日本語の構文通りに英語に訳すと、冗長でまわりくどい文章になりがちですが、ネイティブが書く英文に近づくためには「簡潔・的確・明快」であることが大切です。
遠田先生の本は、単なる英語構文や単語の意味の解説だけでなく、「どう考え、どう文を組み立てたら、英語らしくズバリと伝わるか」も教えてくれます。
セミナーでは
「燃費の良い単語」
ということをおっしゃっていました。
つまり、少ない文字数でたくさん働く!
私は、こちらの本も購入しました。
日本語の直訳は冗長で回りくどくなりがちです。英語らしい表現を使って、明快で伝わる英文の組み立て方を、遠田先生の本で学びましょう。TOEIC S&Wのライティングテストにも役立ちますよ。
アルクGOTCH!で遠田先生の新連載【省エネ英単語】が読めるよ
例えばどんな英単語・英文が「燃費が良い」のか?
具体例をご覧になりたい方は、アルクの英語学習サポートサイトGOTCHA!をご覧ください。
遠田先生は2019年から【省エネ英単語】という連載を書いていらっしゃいます。
こちらの連載を読むと、遠田先生の英訳スピリットがつかめます。
※2020年3月25日追記:ごめんなさい。上記アルクのサイトは一部有料になってしまいました。遠田先生の【省エネ英単語】というコラムは、どうも優良のプレミアム記事に含まれるようです…。
代わりにこちら▼の記事をご覧くださいmm
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