英語を勉強していると、自分の「英語を話す力」がどのくらい伸びたのか、「どのくらい実際に使えるのか」を試してみたくなりますね。
以前はリーディングとリスニングだけだったTOEICも今ではTOEIC L&Rと名を変え、「話す・書く力」をテストするTOEIC S&W(スピーキング・ライティング)テストもできました。
私は今のところ2017年12月と2019年2月11月12月の4回、受験しました。(とはいえまだ満足の行く点数が取れていません)
2019年2月のスコアはスピーキング140点、ライティング190点(どちらも200点満点です)。
※スピーキングテストだけを単独で受けることも可能。
こうしたスピーキングやライティングなどの「発信する力」を試すテストで高スコアを取るためには、文法や発音だけ頑張っていてもだめなんです。
英語スピーキングテストで高スコアを取るために必要なのは▼
英語には分かりやすく論理展開するための型があります。
そして意見や考えを言う場面では、よく登場する決まった言い回し・定型表現も。
本記事では、実際にTOEIC S&Wを4回受けた私が、「英語で自分の意見・考えを言う」時に役立つ表現を以下のポイントに絞ってお伝えします。
- 「私は~だと思う」
- 「私は~に賛成です」
- 「私は~に反対です」
意見を言う問題に答える際は、最初にこれら▲をはっきり表明する必要があるのです。
※目次をタップして開くと、読みたいところに飛べます。
TOEICスピーキングライティングテストで使える!英語で自分の意見を言う表現
TOEICには、従来からある「聞く・読む」力を測るリスニング・リーディングテストだけでなく、「話す・書く」力を測るスピーキング・ライティングテスト=TOEIC S&Wテストもあります。
そしてTOEIC L&RとS&Wの両方で一定以上の良い成績を取ると獲得できるIIBC AWARD OF EXCELLENCEという表彰制度もできました。
なお、2019年よりスコアの対象期間が変更になっています。
- 変更前:4月~翌年3月
- 変更後:同年1月~12月
狙っている方はどうぞご注意ください
TOEIC S&W受験とそのための勉強を通して、TOEIC S&Wには意見を問われる質問が多くあることに私は気付きました。
日本の学校教育ではこれまで「討論・議論をする」というトレーニングが圧倒的に足りていませんでした。少なくとも私が学校に通っていた数十年前までは。
そのため私たちは日本語でさえ、自分の意見を言うことに慣れていません。ましてや英語でとなると、ハードルも上がります。
まずは自分の意見を言うための基本的な表現を覚えることからスタートしてみましょう。
この記事では「自分の意見を言う」場面で役立つ表現をまとめてみます。
- TOEIC S&Wテストで使える「私は~と思う」の表現
- TOEIC S&Wテストで使える「賛成」の表現
- TOEIC S&Wテストで使える「反対」の表現
- TOEIC S&Wテストで自分の意見を裏付ける例や理由を述べる時の表現
英語で意見を言う場合は、以下のような文章構造で論理展開します。
- P(Point):主張のポイント=賛成か反対か、自分の立場・意見を表明する
- R(Reason):理由=「なぜなら」と根拠を提示する
- E(Example):例示=「例えば」と理由を支持する具体例を挙げる
- P(Point):再び主張=締めくくりとして再び自分の意見を言ってまとめる
1.TOEIC S&Wテストで使える「私は~と思う」の表現
まずPの部分からです。賛成なのか反対なのか、自分の立場をはっきりと明示しましょう。
その際「私はこう思います」を表現する時に「I think」ばかりを使っていると単調で、くどい印象を与えてしまいます。
こんな「英語の特性」をご存じでしょうか。
このことはニュースなどを聞いたり、小説を読んだりしてもわかります。
例えばひとりの人物について、名前、役職、したこと、特徴などさまざまな言葉に言い換えて表現します。
意見を言う文章でも、なるべく同じ言葉を繰り返さないように、言い換えができる語彙力・表現力があるといいですね。
ちなみに”In my opinion”と言った後には、”I think”と言うのはくどくなってしまうので避けた方が◎。
英語で意見を言う時は単刀直入、シンプルイズベストです。
2.TOEIC S&Wテストで使える「賛成」の表現
賛成の立場であることを表現する時の言い回しには以下のようなものがあります。
3.TOEIC S&Wテストで使える「反対」の表現
反対の立場であることを表現する時の言い回しには以下のようなものがあります。
TOEICはテストなので、誰か目の前にいる人に対して反対意見を言うわけでなく、そういう点では「失礼な言い方ではないかどうか」を気にしなくていいのがラクですね。
とはいえ上記の表現は”I disagree”以外は、対面の議論で使っても失礼にはならないでしょう。
※「I disagree」は強い言い方になるので、日常生活で使う場合は注意してください。
4.TOEIC S&Wテストで自分の意見を裏付ける例や理由を述べる時の表現
賛成か反対かをまず言った後に続くのは、「理由」と「例示」です。
理由や例は、それぞれ2~3、挙げられるのが理想的。
これらを表現する際に、わかりやすくする言い回しには以下のようなものがあります。
ここにご紹介した以外にも当ブログでは、TOEIC S&Wテスト対策についての記事を多く書いています。
TOEIC S&Wテストの詳しい勉強方法や高スコアを取るコツなどは、こちら▼からご覧ください。
自分の意見を言う練習にはDMM英会話のオンラインレッスンが最強
これらの表現を「つなぎ言葉」にして、スピーキングでもライティングでも、自分の意見を言える(書ける)ように練習すると、TOEIC S&Wでも高得点が狙えます。
とはいえ、これらの表現は「知っている」だけでは十分ではありません。
実際に使ってみることが、テストでも発揮できる一番の訓練になります。
DMM英会話がその訓練にはおすすめ。
DMM英会話Daily Newsなどを使って先生とディスカッションする練習がおすすめ
実際に会話の中で使ってみないと、テスト中にいろいろな言い方を次々に繰り出すのは難しいもの。
そこで今、私は毎日DMM英会話のレッスンを受講し、Daily Newsという教材でディスカッションの練習をしています。
DMM英会話の教材は、会員でなくても閲覧できるので、Daily Newsの記事で興味が湧きそうな記事を選んで、覗いてみてはいかがでしょう。
ExerciseのDiscussionのコーナーで、自分なら何と答えるか、考えながら読んでみるだけでもいいと思います。
実際に先生と会話しながら「自分の意見を言う練習」は、やってみるとけっこう難しく、先生の反応もいろいろなので楽しいですよ。
まずはお試しの無料体験レッスンもあります。ぜひ試してみてください♪
上述のTOEIC S&Wテスト対策についてまとめた記事もお役に立てるかと思います。
英語で自分の意見を言う練習、DMM英会話でトライしてみませんか。
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