TOEIC L&R 900外資系6年目が実践【仕事で使える英語力】のつけ方

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DMM英会話

「カジュアルな英語ではなく、仕事で使える英語、ビジネス英語を身につけたい。でもどんな勉強をしたらよいのかわからない」

そんなお悩みはありませんか?

TOEIC L&Rのスコアは800点以上は取れているのに、しゃべろうとすると英語がうまく出てこない

TOEICのリーディング問題はけっこう得意なのに、自分で英文メールを書こうとすると手が止まってしまう

わかる!私もそうだった。でも今では毎日、業務で英語を使っているよ。会話だけでなくチャットやメールも書くし、プライベートでもヨーロッパを約1か月半ひとり旅して困らなかったくらいしゃべれるようになってる

私は2020年に外資系製薬企業に入社し、このほど6年目に突入しました。

海外のチームと日常的にやり取りをする部署にいるので、業務では毎日英語を使っています。英語の文書を読んだり、英文メールを書いたり、海外にいるメンバーとオンラインミーティングやチャットをしたり…。

2025年からは月次で開かれるグローバルミーティングの司会をアサインされ(我ながらびっくり)今後もさらに英語力・英会話力を伸ばそうと思っているところです。

そんな私も実は製薬業界でのキャリアは10年足らずと短く、当初(2016~2018年頃)は外国人観光客に道案内をしたくてもうまく説明できないほど英会話力がありませんでした

「そこのエスカレーターを上がって、まっすぐ行けば(目的地が)見えますよ」さえ言えず、しどろもどろ…そんな自分に心底がっかりしたよ

とはいえ製薬業界に入った取っ掛かりは医薬翻訳(日⇔英)だったくらいなので、TOEIC(L&R)ではそこそこ点数を取れていました。

当時のスコアは760~860をいったりきたり。このスコアは全受験者の上位25%くらいまでのゾーンに入りますIIBCのデータに基づく)

それなのに簡単な道案内の英語さえ出てこないなんて…そんな自分に愕然としました。

TOEIC L&Rではそこそこのスコアなのにしゃべれないって「日本人あるある」だよね…

現在、私は50代後半です(1960年代後半生まれのアラ還)。

以前の日本の英語教育は読み書き中心・文法重視でしたから、私と同じ年代であれば同じような悩みを持つ人も多いのでは?と思います。

そんな私も今では外資系企業においても「(そこそこ)英語(は)デキる人」とチーム内で認識されている様子(知らんけど…)

ではどのように「仕事で使える英語力」を身につけ、今も学習を続けているかというと

NHKゴガク(NHKラジオ語学番組)を毎日聴く

DMM英会話で毎日話す

私の今の英語力は、主にこの2つでできています。

この記事では、外資系6年目の私がどのようにして仕事で使える英語力を身につけたか、今どのように英語学習を続けているかをお伝えします。ここからさらにブラッシュアップするための作戦(というほどではないですが)も少し…。「たぶんこうすればもっとうまくなる」と思っていることをお伝えします。

少しでも参考になるところがあれば取り入れてみてください。

英語ができると世界が広がるよ!

TOEIC L&R 800点台なのに「話せない」?!

私は2016年に未経験から製薬業界に入りました。その後、失業等を経て2020年に外資系製薬企業に入社。2025年11月現在も勤務しています。

日々の業務で英語を使うグローバル企業においても、英語力(だけ)は一目置かれ(?)2025年、プライベートで47日間ヨーロッパひとり旅した際も、英語でのコミュニケーションにはほとんど不自由を感じませんでした聴覚障害6級なので難聴ゆえの不便さはありましたが)

ここで簡単に直近10年ほどの、私の「英語と仕事の年表」をお伝えします。

  • 2014年10月 TOEICスコア830(L380 R450)←難聴のため、初めてプライオリティサポート利用
  • 2015年8月 医薬翻訳(日⇔英)の勉強を始める
  • 2015年10月 TOEICスコア820(L390 R430)
  • 2016年3月 48歳で未経験から製薬業界(CRO)に就職
  • 2019年1月 DMM英会話 無料体験レッスン後、受講開始
  • 2019年7月 難聴悪化のため障害者手帳(聴覚障害6級)取得
  • 2020年7月 契約満了により失業
  • 2020年11月 外資系製薬企業に入社(障害者転職エージェント利用)
  • 2023年12月 TOEICスコア900(L420 R475)
  • 2025年2~4月 有休を取得し47日間バックパックひとり旅

私は医学薬学の専門教育を受けたことはありません。30代から40代後半までは病気などのためにフルタイムで働くことさえできませんでした。

実は、48歳までの私の「会社員」歴は大卒直後の1か月くらい…

翻訳の勉強を始める前の私は、自分にできる仕事が見つからず、「生きていてよいのだろうか」とさえ思うほど暗く沈んだ気持ちで過ごしていました。当時(2015年)の私が今(2025年)の私の状況を聞いたら、きっとびっくり仰天することでしょう(今の私もびっくりしてるけど 笑)

「何もできることがない」と思っていた私が、外資系企業に正社員として入社し仕事を続けてこられたのは英語学習を続けてきたからだと思っています。

英語が私を新しい世界に連れてきてくれたよ

私がどんなふうに学習を続けているかをお話ししましょう。

外資系6年目の私が2025年現在も実践している英語学習法

前述のとおり、私の英語学習の大きな柱は以下の2つです。

●NHKゴガクの英語番組(ラジオ英会話、ラジオビジネス英語など複数番組をアプリで聴講)

●DMM英会話(プラスネイティブプラン1日1回)

英語学習において、私にとって重要なのは

  • なるべくお金をかけないこと
  • 毎日続けること(続けられること)

安くて毎日できる学習方法であることが私にとってはだいじ

この2点から考えても、NHKゴガクとDMM英会話は好都合です。

NHKならかかる経費はテキスト代のみ。1講座につき毎月600円程度です。

DMM英会話は1レッスン当たり約550円で、ネイティブ講師のレッスンを受けられるオンライン英会話スクールとしては破格の安さです。

※注:NHKゴガク(アプリ)を聴くための通信料は含みません。またDMM英会話の受講料は、継続者対象の受講料据え置き16590円(2025年11月時点)で計算しています。2025年現在、ネイティブプランは月額22880円です。

DMM英会話の受講料はスタンダードプラン(フィリピン、東欧などの講師のレッスン)なら更にお安いのですが、私はあえてより高いプラスネイティブプラン(英語ネイティブ講師のレッスン)をずっと続けています。

なぜなら「自分の英語のスタンダード(基準)をネイティブの英語(特にアメリカ英語)に近いものにしたいと思ったから」。最初の2,3年はほとんどアメリカ人講師のレッスンのみを受講していました。

その後、本社が欧州にある外資系企業に入社したことにより、ここ数年はイギリス人講師のレッスンを主に受けています。

①基礎英語力:学校教育+「NHKラジオ英語番組」を毎日聴く

ではまず「英語力の基礎の部分をどう築いたか」。

学生時代も英語は得意科目の方でしたが、大人になってもNHKラジオの英語番組は断続的に聴き続けていました。

学校英語を別にすれば、NHKラジオで学んだ英語が私の英語力の基盤になっていると思います。時々休みながらも、いつ聴き始めたか覚えていないくらい長く聴いています。

NHKゴガクの複数の番組を毎日聴講

ちなみに2025年度に私が聴いている講座は以下のとおり。

  • ラジオ英会話
  • ラジオビジネス英語
  • 中学生の基礎英語 レベル2
  • 英会話タイムトライアル

様々なレベルの番組を、毎年複数聴いています。

以下は、NHKのサイトからの引用で、英語講座のレベル表です。私が聴いている講座はA1~C1に該当し全レベルを網羅していることになります。

レベルや番組を絞らない理由は、それぞれ学べる内容が違うから。

中学生の基礎英語 レベル2「言いたいことはあるけれど、英語がうまく出てこない」というお悩み解決。外国人の友人とおしゃべりする場面で使うようなカジュアル表現に加え、文法もバッチリ解説。
英会話タイムトライアル英語の瞬発力を鍛える(アメリカ英語中心)。日常の「意外に言えないひとこと」が学べる。スティーブ・ソレイシィ先生の「より自然な表現へのアドバイス」も必聴!
ラジオ英会話日常会話(アメリカ英語)中心。文法や語彙も学べ、2025年度は発音トレーニングもあり。
ラジオビジネス英語ビジネスシーンや英文Eメール、インタビューで生きた英語を学べる。ヨーロッパ駐在経験20年の柴田真一先生による「仕事を前に進める」ためのアドバイスも貴重。アクセントは、イギリス、オーストラリア、アメリカなど様々。難易度は高め。

「ラジオ英会話」「英会話タイムトライアル」「中学生の基礎英語 レベル2」は日常会話で使える表現をたくさん学べます。

医薬品業界に入り翻訳が含まれる業務に就いた後も、NHKラジオの英語番組で習ったことはとても役に立ちました。

当時の業務は「症例翻訳」といって「医薬品を投与した患者さんに起きた事象(出来事)を、日本語から英語にする」業務でした。

学校英語で習わないけれど日常生活ではごく普通に使うような表現、例えば「鼻水(runny nose)」「喉の痛み(sore throat)」などを学べたのもNHKの語学番組です。

また会議やメールで使う表現を学ぶには、やはり「ラジオビジネス英語」がおすすめ(以前は「実践ビジネス英語」という番組名でした)。

柴田真一先生の番組では、ビジネスにふさわしい表現だけではなく、仕事への向き合い方、仕事を前に進めるにはどうすればよいかなども聴けます。

ラジオビジネス英語は2025年度は以下のような構成です。

  • 月~水曜:ビジネスシーンの会話
  • 木曜:英文Eメールの書き方
  • 金曜:各界で活躍するビジネスパーソンのインタビュー

月曜から水曜で会話表現を学び、木曜には英文メールの書き方を、そして金曜のインタビューではナチュラルスピードの口語を聴きながら様々な話題で使える表現と教養を同時に身につけていきます。

そして一見簡単に思えるかもしれない「中学生の基礎英語 レベル2」や「英会話タイムトライアル」もあなどってはいけません。中学英語レベルの表現、文法、語彙があればかなり英会話はできるものです。

1週間聴いてみて「全部わかるし言えるよ」という方は、もう迷ってないでDMM英会話でレッスンを即始めるべき!あなたに必要なのは「練習」です。

まあ、試しにいろいろ聴いてみて!アプリがあるからスマホで聴けるよ

聴くのはラジオ(リアルタイム)でなく「NHKゴガク」アプリで

私はそれぞれの番組をリアルタイムでは聴いていません。NHKゴガクのアプリを利用テキストはKindle版です2025年度はなぜか「まいにちイタリア語」だけ紙のテキスト買ってます)

Kindleはいろいろな端末で読めるので私は、スマホ、PC、Kindle Papewhite(32GB広告なし)のどれかで読みます。

詳しくは「お金をかけずに英語を勉強するなら【NHKラジオ英語講座】始め方・選び方を解説」に書いていますので、よろしければご覧ください(2019年に公開した記事なので少し古いですが…)

さて、英語の基礎力をつけたとしても「英会話力」という点でいうと、残念ながら音源を聴いたり反復練習したりするだけではやはり限界があります。

いざ話す・書くとなると言葉が出てこないのです。ましてや会話となれば、相手の発言に応じて即座にこちらもリアクションし発話する必要があります。

以前の私のように「外国人と話す」こと自体に慣れておらず、身構えてしまったり自然な反応ができなかったりということもあるかもしれません。そういう方にもDMM英会話はおすすめです。毎日外国人の先生と話していると、「ああ、やっぱり同じ人間だなあ」と思います(介護の話とかね…)。

書くことについては「ラジオビジネス英語」の柴田先生もおっしゃっていますが、最近の英文メールは会話調の文体が主流。以前はメールの定型文とされた例文では、今ではちょっと古めかしく響くこともあります。

私自身もチャットで海外のメンバーとやり取りすることが多く、TOEIC L&Rにチャットでのやり取りが出題されるほどです。

会話力は書く力にも直結していると実感しています。

そこで!必要になるのが会話練習。オンライン英会話での練習がおすすめです。

②英会話力:DMM英会話で毎日オンラインレッスン継続

オンライン英会話スクールはたくさんありますが、私がDMM英会話を続ける一番の理由は値段つまり受講料です。

「ネイティブ講師のレッスンを破格の安さで受けられるから」。

詳しくは「【ネイティブ講師のオンライン英会話】EF English LiveかDMM英会話がおすすめな理由!」に書いています。

NHKの講座で習ったことをDMM英会話のレッスンで使って実際に使ってみる!って感じ

また私がネイティブ講師にこだわる理由は「【DMM英会話プラスネイティブプランのレビュー】4つのメリットと3つのデメリット」に書いています。

コツコツ継続し30000分以上受講して「レジェンド」レベルに到達

DMM英会話のレッスンは私にとって、もうすっかり日常のルーティーン。

気づけば「レジェンド」レベルになっていました。レジェンドレベルは30000分(1200回)レッスンを受けると到達できます。

DMM英会話のレベル設定については「DMM英会話「教材レベル」「英会話時間合計レベル」設定は?ゴールドやプラチナになれるのはいつ?」をご覧ください。

外国からの観光客に道案内をしたくても、簡単な文さえ口から出てこない自分にがっかりしたことがきっかけで始めた会話練習。

正直、以前の私は、自分の英会話力のなさを学校教育のせいにしていたかもしれません。「学校英語は文法中心だったから」と。

英語で楽しそうに電話をしている同僚を見て「彼女は留学をしたから(話せて当たり前)」と自分に言い訳をしたこともありました。

でも「やっぱりこのままではやだ。言いたいことを英語で言えるようになりたい」とDMM英会話を始めたのが2019年1月でした。

途中、休んだり他のオンライン英会話スクールを試したりもして、気づけば今では累計38700分以上のレッスンを受けています(2025年11月上旬現在)。

2019年からお世話になっている先生に「前よりうまくなってるよ!その調子!ここからさらにうまくなるにはね…」とアドバイスをもらえることもありました(「以前の私の英語を覚えてるの?」と聞き返したら「もちろんだよ」と言ってくれてなんだかとても嬉しかったです)。

言語ってやっぱり勉強するだけではダメなのです。練習をしなくては。

使える英語を身につけるには練習が必要だよ

習慣化のコツ:すでにある「ルーティン」と紐づける

やろうとは思うんだけど、続かないんだよね…

学習や練習が必要とわかっていても「続けられない」とお悩みですか?それなら、私なりのコツをご紹介しますね(たいしたことではないのですが)

習慣化のコツは「すでにあるルーティンに紐づける」こと。

毎日必ずやることって、誰にでもありますよね。その「毎日必ずやる行動」と「英語学習」をリンクさせるのです。

例えば私は毎日の以下の時間はほとんどいつもNHKゴガクを聴いています。

  • 朝のメイク中/夜のメイクオフ中(ちなみにクレンジングはコーセーのAQミリオリティなのでふき取りタイプです)
  • 歯磨き中
  • 料理、皿洗いなど家事の間

私にとって「手はふさがってるけど耳は空いてる時間」は「NHKで学習する時間」だよ

習慣化ができると「その時間は、英語を聴いていないと落ち着かない」状態になります。

本当はテキストも見ながら聴けるともっとよいのですが…。「テキストをしっかり読んで、シャドウイングや音読暗唱もする」が私の今後の課題です。

NHKの語学番組をタイマー代わりに

またNHKの語学番組は私にとってタイマー代わりにもなっています。

ラジオ英会話やラジオビジネス英語は15分ですし、英会話タイムトライアルは5分なので、その時の「持ち時間」にあった番組を選択。

これは意外に便利ですよ。料理中とか出かけるまでの残り時間が決まっている時とか。

NHKゴガクでは、月曜朝10時に前週の番組を聴けるようになるので、それまで何度も1週間分を繰り返して聴きます。

外資系6年目以降のための英語学習法

「外資系企業6年目」と偉そうに言っていますが、実は「英語力まだまだだなぁ」というのが実感です。

以前の自分に比べればずいぶんマシですが、「理想の自分」にはまだほど遠いというのが正直なところ。

今の私の目標は

  • 言いたいことをもっとスムーズに的確に言える
  • グローバル会議の司会がもっと上手にできるようになる
  • IIBC AWARD OF EXCELLENCEを獲る(2024年はスピーキングのスコアだけ20点足りませんでした…)

これらの目標を達成するために、今までの英語学習に追加しようと思っていることは

  • シャドウイング
  • 語彙・表現のインプット

です。

もっとスムーズな会話を目指し「シャドウイング」にも取り組むぞ!

上述のとおり、グローバル会議の司会を仰せつかってしまったので、やるしかない状況です。

実は今までにも「これをやればきっともっと英語力は伸びるはず」と思いながら、実践できていなかった練習法が「シャドウイングです。

この記事を読んでくださる方がどのくらいいるかわかりませんが、一応公開している場所で宣言してしまったのでやります!

教材は、「ラジオビジネス英語」のビジネスシーンのシャドウイングから。自分への励ましも込め、柴田真一先生がいつもおっしゃっている言葉を紹介しますね。

「シャドウイングは日々の積み重ね。がんばりましょう!」

そして自分にはまだまだ表現力が足りないと思うので、語彙のインプットにも取り組みます(宣言!w)

語学学習は一朝一夕にはいかないもの。時間とエネルギーが必要です。でも安心してください。続ければ、誰にでも英語力はつきます。

道案内さえできなかった私が、今ではグローバル会議の司会ですよ(笑)。

語学学習は、一生続くもの。最終目的地は自分でいつでも決められるけど、永遠に続けることもできる長い旅のようなものかもしれません。

この記事に書いたのはあくまで私の例であり、今の私もまだまだ「下手だなぁ」と日々思いますが、私の経験が何か一つでもあなたのヒントになれば嬉しく思います。

さあ!英語の海にくりだしましょう!

世界は広いよ!