2020年度NHKラジオ講座『高校生からはじめる「現代英語」』のすすめ【反訳トレーニングに取り組もう!】

NHK語学講座

英語を何年も学んでいるのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない…

そんなお悩みを持つ方は多いと思います。かくいう私もそのひとりでした。

なんとか話せるようになりたいと、学習法を探したところ、やはり「練習」「訓練」が必要であることを実感…。

オンライン英会話で学習するのはとても有効です。

しかしハードル高いですよね。

「そんなにお金をかけたくない」とか「いきなり外国人と話すのは緊張する」という方のためにおすすめなのがNHK英語講座。

なかでも発話をトレーニングするのにおすすめなのが今回ご紹介する『高校生からはじめる「現代英語」』です。

どんなところがおすすめなのか、どんなふうに番組が進むのかを解説していきます。

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NHKラジオ英語講座・高校生からはじめる「現代英語」

NHKのラジオ講座を利用して英語力強化を目指そうという方々に、今日は「高校生からはじめる『現代英語』」のご紹介をします。

「高校生からはじめる『現代英語』」は、講師の伊藤サム先生が提案する反訳トレーニングを講座の肝としています。

反訳トレーニングは、英語を日本語に訳して終わり!ではなく、日本語を見て英語に出来るようになるための、自分の頭で英文を組み立て口から出す特訓です。

これはTOEICスピーキングライティング(SW)テストにも非常に効果的。

本記事では、「高校生からはじめる『現代英語』」について、どんな内容なのか、どんな流れで15分間の放送が進むのかなど、書いていきます。

「高校生からはじめる『現代英語』」とは

ニュースで使われている英語を通して世界で実際に使われている英語と、学校で習った英語との橋渡しをする講座です。

キャッチコピーは▼

「今、世界で使える英語を身につけよう!」

「高校生から」とありますが、内容的には大学生、社会人にとっても、もちろん有益で、聴きごたえがあります!

講師の伊藤サム先生は、ジャパンタイムズに入社後、報道部記者として、外務省、大蔵省、首相官邸などを担当されたことがあり、NHKテレビ「ニュースで英会話」の講師を務めておられたこともあります。

パートナーのHannah Graceさんはアメリカ出身で俳優、声優、シンガーとしても活躍されている方です。

CEFRに基づいたレベル設定はB1、B2

ちなみに↓が、文部科学省による、各英語関連資格とCEFRレベルの対照表です(TOEICについてはSWのスコアを2.5倍してLRのスコアに加算した数値です)。

B1、B2は英検2級から1級レベルであることがわかります。

(上記の表とTOEIC L&RおよびS&Wテストとの相関については▼「レベル換算から解説!【TOEIC L&Rテスト対策またはS&Wテスト対策におすすめのNHKラジオ英語講座はどれ?】」に書きましたので、気になる方はどうぞご覧ください)

ニュースを基にした英文を週2回の講義で学習します。

2020年度からは第3週・4週は長文対策レッスンです。第3週で英文の前半、第4週で後半に取り組みます。

放送時間
放 送:木・金曜日 午後10:00~10:15

再放送:土・日曜日 午後0:40~0:55

再放送:土曜日 午後4:30~5:00(2回分)

再放送:日曜日 午後10:00~10:30(2回分)

再放送:翌週木曜・金曜 午後3:45~4:00

内容としては、NHKのHPによると以下の通りです。

“現代の世界で実際に使われている英語”(=現代英語)への入門講座。高校生レベルの表現で書かれた英語ニュースを教材に、「聞く・読む・話す・書く」の4技能を伸ばします。高校生から大学生、社会人まで、すべての年代の人が対象です。

ニュースの英語を聴き取って、学習した英文を自分でも言えるようになるトレーニングもできます。

「高校生からはじめる『現代英語』」番組の聴きどころ・流れ

ニュースの見出しでよく使われる表現(冠詞を省いたり、これから起きることをto~で表現するなど)とともに、現代の世界で使われている英語表現=現代英語を学びます。

インターネットやニュースで英語を聞いたり読んだりすると、「学校で習ったことと違うな」と感じたことはありませんか。

少し例を挙げると、he/sheに代わって使われる、性別的に中立な代名詞they(このtheyの用法については、2019年にMerriam Websterも正式にtheyの定義として辞書に掲載し始めました)とか、「Here’s+複数」など。

このような、世界で実際に使われている英語を学んでいくのが「高校生からはじめる『現代英語』」です。

講座ではさらに、ニュースに出てくる表現をネイティブが聞いた時、どんなイメージを受け取るのかといったことや、英語らしい表現なども学べます。

私はこの講座で初めて知るニュースも多く、毎回、スポーツ、サイエンス、テクノロジー、日本国内の話題など、ジャンルの違うニュースが取り上げられていて、非常に興味深いと思っています。

「高校生からはじめる『現代英語』」講座の流れ

週2回のレッスンのうち1回目と2回目がセットになっていて、それぞれ番組の流れが違います。

1日目のPart1では、表現を確認しながらニュースを正確に読んでいきます。

  1. ニュースの見出しを読み解説
  2. ニュースを聴く
  3. 文章の流れを意識しながら、語彙・語句の解説とともに、1文ずつ読んでいく
  4. もう一度ニュースを聴く
  5. ニュースに出てきた表現を基に、現代英語を学ぶ上で知っておくと役に立つ知識Things you should knowを学習

2日目のPart2では、ニュースの文章を使って英語の表現力を強化するトレーニングと、ニュースに関する簡単なディスカッションがあります。

  1. ニュースを聴く
  2. 反訳トレーニング(学習した英文をもとに、日本語から英語に訳す特訓。ニュースから3文をピックアップ)
  3. 学んだ表現を使って、Let’s try!で応用の英作文練習
  4. 英語に関する様々な話題を取り上げるSam’s Notes
  5. 伊藤先生とHannahさんによるDiscussion
  6. もう一度ニュースを聴く

さらに上述のとおり、2020年度からは第3週・4週が長文対策レッスンです。

長めの英文を教材にして、第3週(Part1,2)は英文の前半、第4週(Part3,4)は英文の後半に取り組みます。

2020年度の「高校生からはじめる『現代英語』」テキストはボリュームアップ!

2020年度のテキストは2019年度より厚くなってボリュームアップ。

例えば反訳トレーニングのページが増えました。「全文反訳にトライ!」というコーナーができ、番組で取り組む以外にも全文の反訳トレーニングに取り組みやすくなっています。

テキストの主な内容はこちら▼

  • ニュースの英文と、その構成を日本語で解説
  • WORDS & PHRASES
  • 日本語訳
  • 現代英語を読み解く 英文・訳・解説 (精読コーナー)
  • Things You Should Know (現代英語でニュースを聞くうえで知っておくべきこと)
  • 現代の言葉(現代英語で使われる言葉を1つピックアップして解説)
  • Replace the Japanese(番組で取り上げられたニューススクリプトの一部が日本語になっており、どんな英語が入るかを考えるページ)
  • 反訳トレーニング
  • Let’s Try!(英作文コーナー)
  • Discussion
  • 全文反訳にトライ!
  • 言葉の心(ニュースに出てきた言葉を取り上げて解説。放送では取り上げられません)
  • Sam’s Notes (長文対策レッスン)

その他、2020年度の巻末コラム庄司かおりさんの「日本を語る」があります。

「高校生からはじめる『現代英語』」反訳トレーニングはアウトプットの特訓

2日目の反訳トレーニングは番組内では3文だけですが、自習でニュース全文を、日本語から英語にできるようになれば、かなり英語のアウトプット力がつきます

「読めば理解できる英文」を、自分の頭で組み立てて、口から出すことができるかどうか。ここが使える英語への分かれ目です。

日本の英語教育は長い間、「読んで理解する」ことに重点を置いていました。

しかしますますグローバル社会になっていくこれからの時代は、「話せること」「会話できること」が大事になってきます。

そのために必要なのは、トレーニング!

伊藤先生もいつもおっしゃっています。

「反訳トレーニングはキツイ特訓ですが、必ず力がつきます」

英語を話すための基礎体力と筋肉を鍛えるなら、

「高校生からはじめる『現代英語』」

おすすめです!

使える英語を身につけよう~♪٩( ‘ω’ )و
世界とつながるDMM英会話
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