レベル換算から解説!【TOEIC L&Rテスト対策またはS&Wテスト対策におすすめのNHKラジオ英語講座はどれ?】

TOEIC L&R

NHKラジオ英語講座はTOEICテスト対策になるか? -YES!

TOEIC対策を含めた英語学習方法はたくさんありますが、なるべく経費を掛けずに英語を勉強するならNHKラジオ英語講座がおすすめです。

私はTOEIC L&Rを2010年頃から毎年少なくとも1回は受け、NHKラジオ英語講座も同じくらい聴き続けています(真剣度はその時々によって違うのですが…)

今年は昨年度に続きIIBC Award of Excellenceに挑戦中で、TOEIC L&Rの方はすでに基準(L:375点以上 R:425点以上 合計800点以上)をクリアしました。

昨年度のTOEIC S&Wテストではスピーキングの点数が20点足りずに惜しくも逃してしまいましたが…。

(昨年度TOEIC S&Wテストについては「TOEIC S&Wのスコアが出ました-2018年度IIBC AWARD OF EXCELLENCEには届かず」で書いています)

なお、2019年よりスコアの対象期間が変更になっています。

  • 変更前:4月~翌年3月
  • 変更後:同年1月~12月

狙っている方はどうぞご注意ください

そんな私が

  • TOEICテスト対策にNHKラジオ講座は使えるのか?
  • TOEICテスト対策にするなら、どのラジオ講座を選んだらいい?

という疑問にお答えします。

2019年度のNHKラジオ英語講座は、13講座あります。

  • 実践ビジネス英語
  • 世界へ発信!ニュースで英語術
  • 高校生からはじめる「現代英語」
  • 遠山顕の英会話楽習
  • 入門ビジネス英語
  • ラジオ英会話
  • 英会話タイムトライアル
  • エンジョイ・シンプル・イングリッシュ
  • ボキャブライダー
  • 基礎英語3
  • 基礎英語2
  • 基礎英語1
  • 基礎英語0

この中から、TOEIC対策として聴くならどれを選んだらいいでしょう。

ずばり申し上げますと「どれも役に立ちます!」

ざっくりしすぎでごめんなさい。でもこれは本当。

どれを選んでもしっかり取り組めば成果が出ます

とはいえ「たくさんありすぎるから迷ってしまって、始められない…」という方は、どうぞ以下を参考にしてみてください。

NHKラジオ英語講座とTOEICスコアとのレベル換算方法

TOEIC対策として聴く場合、どの講座がいいかは現在のレベルと目指すスコア、強化したい部分によっても違います。

選ぶのは、「自分の現在のレベル~ちょっと難しめ」の番組がおすすめ!

NHKの英語講座は、CEFRによるレベル分けがされています。

では換算のしかたを見てみましょう。

TOEICリスニング・リーディングテスト(L&R)のスコアがあれば計算できますよ。

文部科学省による以下の表をご覧ください(もっと詳しい情報にご興味のある方は、こちらのPDFをどうぞ)。

 

TOEICは一番右端にありますが、この数字は

スピーキング・ライティング・テスト(S&W)の点数×2.5」と「L&Rの点数」の合計

となっています。

すなわちS&Wのスコアがあった方が、より精度の高いレベル換算が可能。

でも受けたことがなくても大丈夫!

S&Wを受験したことがない場合は、TOEICを主催している国際ビジネスコミュニケーション協会IIBCによるTOEIC L&RとTOEIC S&Wの比較表を見てみましょう(ただし2007年10月公開の少し古い資料です)。

ここでは2019年6月の平均スコア583.7点を例にとって考えてみましょう。

比較表を見てみると、TOEIC L&R 583.7点に対するスピーキングの予測スコアは110点、ライティングの予測スコアは120点となっています。

  • S 110+W 120=230点

この230点を2.5倍してL&Rのスコアに足します。

  • 230×2.5+583.7=1158.7点

1158.7点を上のCEFRとの対照表で見るとB1レベルに該当します。

したがって、TOEIC L&Rで平均スコア583点前後の方は、B1レベルと考えられます。

次にNHK英語講座レベル一覧を見ます。

 

レベル表一覧によると、以下のようになります。

B1レベルの方におススメの講座
  • 高校生からはじめる「現代英語」
  • 遠山顕の英会話楽習
  • 入門ビジネス英語
  • ラジオ英会話
  • 英語タイムトライアル
  • エンジョイ・シンプル・イングリッシュ

上記講座のほか、レベル設定のない(=幅広いレベルに対応)「ボキャブライダー」も語彙を増やすのにおすすめです。

関連記事:語彙力強化にスキマ時間でNHKラジオ講座「ボキャブライダー」がおすすめ!

※ご注意ください※
上記、レベル一覧をご覧いただくとお分かりいただけるように、NHKラジオ英語講座で一番難易度が高いのは「実践ビジネス英語」でC1レベルです。

もしあなたがすでにTOEIC L&Rで920~950点以上、TOEIC S&Wで合計360点以上相当のスコアを獲得しているのであれば、本記事の内容は、あなたには易しすぎます。お役に立てずすみません…。

複数の講座が見つかった方のために、ここからは、私が聴講している中からL&R、S&Wそれぞれの対策におすすめの講座をご紹介します。

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厳選!TOEICリスニング・リーディング(L&R)テスト対策におすすめのNHKラジオ英語講座

「ラジオ英会話」

TOEIC600点台の方が、NHKのラジオ英語講座をどれか1つ聴くなら、文法・リスニング・発話練習をバランスよく学習できるラジオ英会話がおすすめ!

2019年度は「単語の語感」に焦点を当てたレッスンです。

大西泰斗先生が単語のイメージを説明してくださり、イギリス出身ネイティブスピーカー、クリス・マクベイさんとアメリカ出身の秋乃ろーざさんが英語で解説してくださいます。

ラジオ英会話については【2019年度NHK「ラジオ英会話」で英語のネイティブ感覚を身につけよう】でも書いています。

「入門ビジネス英語」

TOEICはもともとグローバルビジネスの現場でどのくらい英語コミュニケーションが取れるかを測るテストなので、ビジネスで使われる表現が多く学べる入門ビジネス英語もTOEIC L&R対策としておすすめです。

語彙のジャンルも、TOEICに出題されるものとオーバーラップする部分が多いように思います。

「ビジネスシーン」と呼ばれる番組内のダイアローグはあまりボリュームがありませんが、繰り返し聴くことでTOEIC L&RのPart 2、Part 3問題の対策としておすすめできます。

またテキストの巻末の読み物、濵﨑潤之輔さんによる『濵﨑流!「絶対ハイスコア」~壁を超える技術~』は、TOEIC L&Rテストで700点以上を目指す方へ向けた連載です。

入門ビジネス英語については、「2019年度NHKラジオ講座【入門ビジネス英語】はビジネスで使える英語が学べる!」でも書いています。

「実践ビジネス英語」

NHKラジオ英語講座の中で、レベル設定がもっとも高い「実践ビジネス英語」は、番組内の英語リスニング時間ももっとも長い講座です。

また解説も、パートナーのアメリカ人Heather Howardさんが英語でする割合が多いので、ナチュラルスピードのリスニングが鍛えられます。

「ビニェット」と呼ばれるダイアローグをすべて聴き取れるレベルになると、TOEIC L&RのPart4の問題にも余裕でついていけるでしょう。

そのかわり文法的な説明はほとんどありません。ある程度文法は理解している方向けです。

またビニェットは「同僚同士の会話」というシーン設定なので、口語的な表現もあります。

最近はTOEIC L&Rのリーディングセクションにもテキストメッセンジャーが出てきますので、砕けた感じとフォーマルな感じのバランスは近いものがあります(そうは言っても、やはりTOEICの方が砕けた表現は少ないですが)。

実践ビジネス英語については、【「実践ビジネス英語」はCEFR・C1レベル対象でNHKラジオ英語講座中、最高難易度】でも書いています。

「高校生から始める『現代英語』」

ニュースの英語を題材とした「高校生からはじめる『現代英語』」は、L&Rのリスニングパート、特にPart4対策におすすめです。

解説される語彙・語句も、ニュースで使われるものばかりなので難しすぎず、TOEICとの親和性も高いと思います。

また毎週2日目の伊藤サム先生とハンナ・グレースさんによるディスカッション部分はPart3の対策にもいいでしょう。

「高校生からはじめる『現代英語』については「2019年度NHKラジオ講座『高校生からはじめる「現代英語」』のすすめ【反訳トレーニングに取り組もう!】」でも書いています。

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厳選!TOEICスピーキング・ライティング(S&W)テスト対策におすすめのNHKラジオ英語講座

「高校生から始める『現代英語』」

反訳トレーニング」を講座の柱にしているこの講座は、NHKラジオ英語講座の中でも発話練習がもっとも多い講座の1つです。

聴いて理解したと思った英文も、いざ自分で口に出して言うとなると難しいもの。

反訳トレーニングにしっかり取り組めば、自分の頭で文を組み立てる練習ができるので、スピーキングパートのテストに答えるのもかなり楽になるでしょう。

語彙や文法の違いによる細かなニュアンスも説明されますので、ライティングパートの対策としても参考になります。

「ラジオ英会話」

「ラジオ英会話」もスピーキングテスト対策になります。

特に今年度、大西泰斗先生が繰り返しおっしゃっているのは

「必ず声に出してください」

「ダイアログの英文はすべて覚えてください」

ということ。

これを徹底してやれば、スピーキングテストでも英語が口をついて出て来るようになります(でもごめんなさい、先生。私は全部は覚えていません…mm)。

「遠山顕の英会話楽習」

2017年度まで「ラジオ英会話」を担当していらした遠山顕先生のこの講座でも

「Write It-英借文」

のコーナーがあり、英語で文を作る練習および発話訓練ができます。

これは「ラジオ英会話」の時からある「Say It!」も同じ文章をひと息で5~10回言う練習です。

英語の音の繋がり方、強弱の付け方などが身に付き、スピーキングテストに役立つでしょう。

以上、TOEIC対策になるNHKラジオ英語講座をご紹介しました。

「遠山顕の英会話楽習」については、【「遠山顕の英会話楽習」で日常英会話を学ぶ‐2019年度NHKラジオ講座】でも書いています。

まとめ

TOEICテスト対策としておすすめのNHKラジオ英語講座

  • 今の自分のレベルと目標レベルを確認し、それにあった講座を選ぼう!

TOEIC L&Rには

  • ラジオ英会話
  • 入門ビジネス英語
  • 実践ビジネス英語
  • 高校生からはじめる「現代英語」

TOEIC S&Wには

  • 高校生からはじめる「現代英語」
  • ラジオ英会話
  • 遠山顕の英会話楽習

まずは無料アプリのラジオストリーミングで数回分聴いてみて、興味が持てそうなものから聴いてみましょう。

NHKゴガクの語学講座アプリについては、【NHK語学講座はアプリで聴くのがおススメ!しかし2019年4月のアップデートから不具合あり】でも書いています。

ある程度、基礎ができたら、実際に会話してみましょう!

TOEIC S&W対策にはオンライン英会話も非常におすすめですよ。

特に自分の意見を言う練習ができるDMM英会話のDaily News!

Daily News会員(受講生)でなくても閲覧できます。また日本語訳もついています(一部)ので、ぜひご覧になってみてください。

興味が持てそうな教材が見つかったら、体験レッスンを受けてみてはいかがでしょう。

またTOEIC S&Wテスト対策については、TOEIC S&Wスピーキング・ライティングテスト対策まとめ【試験前の勉強のしかた・高スコアを取れる答え方のコツ】でもまとめていますので、よろしかったらご覧ください。

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