TOEICスピーキングライティングテスト(S&W)では英語で話す力と書く力を試されます。
受験料はTOEIC L&Rに比べて高いので(税込10,450円:2020年9月時点)なるべく少ない回数で高スコアをとりたいところ。
私は2017年の終わりからスピーキングの練習を始めて、これまで4回、TOEIC S&Wテストを受験しました。
2019年2月のスコアはこちら▼

2019年1月からDMM英会話でネイティブ講師のレッスンを受けて準備しました。
この記事では、TOEIC S&Wテストの3つめのパート「応答問題」の答え方・高スコアをとるコツをお話します。
※2019年12月までの受験体験・公式ホームページ等を参考に記事執筆しております。試験内容は変更する場合がありますのでご了承ください。
私のTOEIC S&Wテスト対策は「DMM英会話で話す!」
TOEIC S&Wを受験する前に、私はDMM英会話のプラスネイティブプランでSpeakingの練習をしました。
教材に使ったのはこちら▼
この記事では、上記教材を使ってレッスンをした時の先生からアドバイスや公式ガイド▼等をもとに、「応答問題」の答え方、取り組み方を解説します。
TOEICスピーキングテスト応答問題Respond to Questions 答え方のコツ・高スコアのポイント
本日は、スピーキングテスト・3つ目のパート「応答問題」です。
スピーキングテスト「応答問題」の概要・高スコアの条件
課題内容は同じトピックについての3つの短い設問に答える問題。
セクションが始まって最初の画面はこんな感じ▼です(IIBC TOEIC S&Wサンプル問題より)。

質問を聞いてから答えるまでの準備時間はそれぞれ3秒間。
解答時間は1問目と2問目が15秒間、3問目は30秒間で答えます。
設問は、画面に表示されます(したがって、リスニングができなかったとしても解答できます)。

質問がどのように進むかはIIBCの「サンプル問題」のページで確認できます。
出題は多くの場合、「海外のマーケティング会社の電話アンケートに答える」という設定(2021年までの受験経験によると)。
準備時間は3秒、ほぼ即答しないといけません。
公式ガイドに載っているポイントは以下のような点です。
1.日常または職場での会話を、適切な言葉で行えるか。
2.身近な話題についてある情報を求められたとき、それに素早く正確に答えられるか。
TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイドより
高スコアをとるための条件は
1.ピープ音が鳴るので、間を長くあけずに素早く答えること。
2.長く解答する必要はないが、適切な言葉を使い、誰かの質問に答えているように話すこと。
TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイドより
となっています。
スピーキングテスト「応答問題」で高スコアをとるコツ
時間が余ってもいいので、言うべきことをはっきりと言うのが大事。
- 発音
- イントネーション・アクセント
- 文法
- 語彙
- 一貫性
- 内容の妥当性
- 内容の完成度
尋ねられたことに対して、聞き手が理解しやすい返事をするということも大切なようです。
- 誰かと電話で話しているように自然に話す
- 「質問に合った答えであること」と「言いたいことがはっきりしていること」が肝心(公式ガイドより)
- ビープ音が鳴ったら素早く答える
- 質問に合った時制・構文で答える
- 質問に対する単純なYes/Noだけではなく、その理由も言えると◎
- 答えは質問文の語句を使って始めるとよい
もう少し解説します。
電話でアンケートに答える形なので、自然に電話で会話しているように答えるのがポイントになります。
つまりは「コミュニケーションとして成り立っている状態にすること」。
相手とのやり取りが自然になるように話せれば、細かい文法の間違いなどはあまり気にしなくていいようです。
また6番目の「質問文の語句を使って話し始める」のは、答えを考えるまでの時間稼ぎになります。
例えば質問が”When is the best time of year to visit your country?”なら、答えは”The best time of year to visit my country is…”で始めるという具合。
時間は余ってもOK!自信をもって話そう
公式ガイドには次のように記載されています。
「早く答え終わって時間が余っても構いません」
TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイドより
とはいえ、早口で聞き取りにくくならないように注意しましょう。
また、自信がなさそうな話し方や、明瞭でない発音は良くないようなので、自信ありげに話すことも大事。
内心は「どうかな…」と思っていても「私はこう思います!」と大胆に言い切ってOK。
ある意味、多少のはったりを利かせても、説得力が出せればよいようですよ。
このセクションでは自分の素の意見を言えばいいので、日ごろから自分の考えを英語で言うとしたらどんな表現が使えるかなど考えておくと良い訓練になります。
TOEIC S&Wテスト対策・各パートまとめのご案内
TOEIC S&Wテスト対策については、TOEIC S&Wスピーキング・ライティングテスト対策まとめ【試験前の勉強のしかた・高スコアを取れる答え方のコツ】でもまとめていますので、よろしかったらご覧ください。
また上述のとおりDMM英会話で教材として使ったのは、韓国タラグォン社の「TOEICスピーキングテスト リアル模試」です。←クリックするとDMM英会話の教材ページが開きます。
レッスン1と2は、教材の内容も公開されていますよ。
パートごとの答え方のコツは以下の記事もどうぞご覧ください。
TOEIC S&Wテスト・1番目のパート「音読問題」の答え方のコツはこちら▼
TOEIC S&Wテスト・2番目のパート「写真描写問題」答え方のコツはこちら▼
TOEIC S&Wテスト・4番目のパート「提示された情報に基づく応答問題」答え方のコツはこちら▼
TOEIC S&Wテスト・5番目のパート「解決策を提案する問題」答え方のコツはこちら▼ このパートは、なくなりました。
TOEIC S&Wテスト・5番目のパート「意見を述べる問題」答え方のコツはこちら▼
TOEIC S&Wテストのライティングパート答え方のコツはこちら▼
TOEIC S&Wテストを受験した体験レポも書いています▼
では!